3.2.1 JP1/SLM - Managerへログインする
(1) 作業の前に
ログインするユーザーに対して,JP1/BaseでJP1ユーザーの操作権限が設定されていることを確認してください。
JP1ユーザーの操作権限の設定については,「1.6.4 JP1ユーザーごとの操作権限を設定する」を参照してください。
ログイン先のJP1/SLM - Managerが起動していることを確認してください。
JP1/SLM - Managerの起動については,「3.1.1 JP1/SLM - Managerを起動する」を参照してください。
なお,監視を実行する場合は,上記の条件に加えてログイン先のJP1/SLM - Managerに接続されているJP1/SLM - URも起動している必要があります。JP1/SLM - URの起動方法については,「3.1.2 JP1/SLM - URを起動する」を参照してください。
(2) 作業手順
次に示すアクセス先をブラウザで表示する。
http://JP1/SLM - ManagerのWebサーバのIPアドレス:JP1/SLM - ManagerのWebサーバのListenポート番号/jp1itslm/jp1itslm.jsp
- 重要
-
JP1/SLM - ManagerのWebサーバのIPアドレスには,ループバックアドレスを指定しないでください。
アクセス先が正しければ,次の画面が表示されます。
ユーザー名およびパスワードを入力する。
JP1ユーザーのユーザー名,およびパスワードを入力してください。
[ログイン]ボタンをクリックする。
JP1/SLM - Managerの画面に遷移すれば,JP1/SLM - Managerへのログインは完了です。
(3) 補足事項
JP1/SLM - ManagerのWebサーバのListenポート番号は,JP1/SLM - Managerをセットアップしたときに,オプションファイルの定義項目「psb_Listen」に指定した値です。デフォルトでは,20900が設定されます。
ユーザー名,およびパスワードに不正がある場合,エラーメッセージが表示されます。このとき,入力済みのパスワードはクリアされます。
[ログイン]ボタンは,ユーザー名,およびパスワードの入力内容が正常な場合にだけクリックできるようになります。ユーザー名,パスワードが未入力の場合,および入力内容に不正があった場合は,[ログイン]ボタンはクリックできません。
同じユーザー名で複数のユーザーがログインできます。
一定回数ログインに失敗すると,ユーザー名,パスワード,および[ログイン]ボタンが非活性になり,画面がロックされます。ロックされてしまった場合は,キーボードの「F5」キーやブラウザの[更新]ボタンで画面の再読み込みを実行してください。ログインの失敗回数がリセットされます。
エラーの発生時に表示されるダイアログボックスなど,ドラッグできるウィンドウをブラウザの画面外にドラッグしないでください。画面外にドラッグした場合,ウィンドウ中のボタンをマウスで選択できなくなります。その場合,キーボードの「F5」キーやブラウザの[更新]ボタンで再読み込みをしてください。ただし,再読み込み後は,ログイン画面に遷移し,ウィンドウは表示されなくなります。ブラウザの画面外にドラッグしたのがエラーダイアログボックスであるときは,エラーの内容をログファイルで確認してください。
ログファイルについては,マニュアル「JP1/Service Level Management」のログファイルの説明を参照してください。
ブラウザを起動してJP1/SLM - Managerにアクセスしているマシンでファイアウォールを設定している場合,ブラウザとJP1/SLM - Manager間での通信で利用するエフェメラルポートを開放してください。
(4) JP1/SLM - Managerからのログアウト手順
JP1/SLM - Managerからのログアウトは,他のユーザーが登録または削除した監視対象サービスをブラウザに表示させる場合などに実施します。
この作業で使用する画面を次に示します。
画面の右上部の[ログアウト]をクリックする。
JP1/SLMでは,ログイン画面以外のすべての画面の右上部に[ログアウト]があります。
ログアウトを確認するダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックする。
ログイン画面に遷移すれば,ログアウトは完了です。なお,[OK]ボタンをクリックしてからログアウトが完了するまでの間,画面は操作できません。