2.1.1　システム定義ファイルを編集する

(1)　作業の前に

• システム定義ファイルを編集するJP1/SLM - ManagerまたはJP1/SLM - URを終了させてください。

  終了方法については，「3.1.1　JP1/SLM - Managerを起動する」の「(5)　JP1/SLM - Managerの終了手順」または「3.1.2　JP1/SLM - URを起動する」の「(5)　JP1/SLM - URの終了手順」を参照してください。

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(2)　作業手順

1. システム定義ファイルを編集する。

   システム定義ファイルの格納先は次のとおりです。

   JP1/SLM - Managerの場合：

   JP1/SLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\conf\jp1itslm.properties

   JP1/SLM - URの場合：

   JP1/SLM - URのインストール先フォルダ\ur\conf\jp1itslmur.properties

   編集できる定義の一覧については，「2.1.2　編集できる定義」を参照してください。

   なお，JP1/SLM - ManagerおよびJP1/SLM - URのシステム定義ファイルで共通のプロパティを編集する場合は，必ず両方のシステム定義ファイルを編集してください。

2. システム定義ファイルを編集したJP1/SLM - ManagerまたはJP1/SLM - URを起動する。

   JP1/SLM - ManagerまたはJP1/SLM - URの起動方法については，「3.1.1　JP1/SLM - Managerを起動する」または「3.1.2　JP1/SLM - URを起動する」を参照してください。

システム定義ファイルの編集が完了し，JP1/SLMの動作が変更されました。

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(3)　補足事項

• システム定義ファイルは，次の形式で指定してください。

  プロパティ=指定値

• システム定義ファイルは，ISO/IEC 646の文字コードで作成してください。Unicodeエスケープシーケンスでは記載しないでください。

• システム定義ファイルの変更内容は，JP1/SLM - ManagerまたはJP1/SLM - URの起動時（再起動時）に反映されます。

• システム定義ファイルの編集時に，JP1/SLMで定義されていない無効なキーを指定したときは，無視して処理が続行されます。

• システム定義ファイルの編集内容に，指定範囲外の値を定義するなどの不正があった場合，起動中に対象となったJP1/SLM - ManagerまたはJP1/SLM - URが終了することがあります。

  ただし，ログ出力関連のプロパティ（loggerで始まるプロパティ）について，指定範囲外の値を定義するなどの不正があった場合は，デフォルト値と認識されてJP1/SLM - ManagerまたはJP1/SLM - URの動作は継続します。

• 定義で指定するパスは100文字以内で指定してください。使用できる文字と指定例を次に示します。

  • 半角文字で「A〜Z」，「a〜z」，「0〜9」，空白，下線「_」，ピリオド「.」，左括弧「(」，右括弧「)」，パス区切り文字「¥」

    このとき，パスの区切り文字は，次に示すとおり\\と2つ続けます。

    指定例：C:\\Program Files\\HITACHI\\JP1ITSLM\\ur\\accesslog

  次に示すパスまたは文字は指定できません。

  • 全角文字

  • Windowsがパス指定に禁止している文字（※:¥/:*?”<>|）

  • ドライブ文字を表す以外の記号コロン「:」が含まれているNTFSのストリーム名

  • 予約デバイス名（AUX,CON,NUL,PRN,CLOCK$,COM1〜COM9,LPT1〜LPT9）

  • 「u」で始まるフォルダ名称

  • 「#」を含んだパス名

  • 最後に「¥¥」を付けたパス名

  • ネットワークドライブ上のパス

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