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JP1 Version 11 パフォーマンス管理 基本ガイド(サービスレベル管理編)


2.1.2 編集できる定義

JP1/SLMでは,定義の編集は任意です。

ここでは,JP1/SLMで編集できる定義の一覧について説明します。

〈この項の構成〉

(1) JP1/SLMで編集できる定義の一覧

必要に応じて編集できる定義について次の表で説明します。

表2‒1 JP1/SLMで編集できる定義の一覧

項番

プロパティ

対象

指定要否

説明

指定範囲

デフォルト値

設定誤りへの対処

1

managerHost

M,U

必須

JP1/SLM - Managerのホスト名を指定します。

ASCIIコードの0x20〜0x7e(制御文字以外)であり,かつ1バイト以上256バイト以下(指定できるバイト数はWindowsに依存)。

ただし,Windowsがホスト名に使用を禁止している文字は指定できません。

また,次に示すアドレスも指定できません。

  • 0.0.0.0

  • 127.0.0.1

  • 255.255.255.255

なし

×

2

urHost

U

必須

JP1/SLM - URのホスト名を指定します。

ASCIIコードの0x20〜0x7e(制御文字以外)であり,かつ1バイト以上256バイト以下(指定できるバイト数はWindowsに依存)。

ただし,Windowsがホスト名に使用を禁止している文字は指定できません。

また,次に示すアドレスも指定できません。

  • 0.0.0.0

  • 127.0.0.1

  • 255.255.255.255

なし

×

3

urNetworkAdapterAddress

U

必須

JP1/SLM - URが接続するネットワークアダプターアドレスを指定します。

JP1/SLM - URをインストールしたホストのネットワークインタフェースの構成を変更した場合は,jslmurnalsコマンドを使用して,必ず指定値を見直してください。

jslmurnalsコマンドについては,「付録A.5 jslmurnals(ネットワークアダプターアドレスとIPアドレスの表示)」を参照してください。

半角英数字で16進数12桁以下の整数。

ただし,jslmurnalsコマンドの実行結果にないネットワークアダプターアドレスを指定した場合はエラーになります。

なし

×

(凡例)

M:JP1/SLM - Manager

U:JP1/SLM - UR

×:JP1/SLM - ManagerまたはJP1/SLM - URを終了します。

(2) 補足事項