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JP1 Version 11 パフォーマンス管理 基本ガイド(サービスレベル管理編)


1.5.2 JP1/SLM - URをセットアップする

JP1/SLM - URのセットアップは,実行環境を作成するために実行します。この操作は,システム運用者が実施します。

〈この項の構成〉

(1) 作業の前に

(2) 作業手順

  1. JP1/SLM - URをインストールしたホストのネットワークアダプターアドレス,およびIPアドレスを確認するためのコマンドを実行する。

    実行するコマンドは次のとおりです。

    JP1/SLM - URのインストール先フォルダ\ur\bin\jslmurnals

    ネットワークアダプターアドレス,およびIPアドレスを確認するためのコマンドの詳細については,「付録A コマンド」の「付録A.5 jslmurnals(ネットワークアダプターアドレスとIPアドレスの表示)」を参照してください。

  2. jslmurnalsコマンドを実行して確認した情報を基に,セットアップに必要なオプションファイルを作成する。

    オプションファイルについては,「付録A コマンド」の「付録A.6 jslmursetup(JP1/SLM - URのセットアップ)」を参照してください。

  3. 作成したオプションファイルを任意のフォルダに格納する。

    オプションファイルの格納先は,格納先でのオプションファイルの名称(任意)を含めた絶対パスが255バイト以内の文字列になるようにしてください。

  4. セットアップコマンドを実行する。

    実行するセットアップコマンドは次のとおりです。

    JP1/SLM - URのインストール先フォルダ\ur\bin\jslmursetup△オプションファイルの絶対パス

    セットアップコマンドの詳細については,「付録A コマンド」の「付録A.6 jslmursetup(JP1/SLM - URのセットアップ)」を参照してください。

コマンドが正常に終了すれば,JP1/SLM - URのセットアップは完了です。

セットアップ完了時のサービスのデフォルトの起動方法は,次のとおりです。

サービスのデフォルトの起動方法を切り替えた場合,JP1/SLM - URを再セットアップすると,デフォルトの起動方法に戻りますのでご注意ください。

(3) 補足事項

(4) 次の作業