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JP1 Version 11 パフォーマンス管理 基本ガイド(サービスレベル管理編)


1.5.1 JP1/SLM - Managerをセットアップする

JP1/SLM - Managerのセットアップは,実行環境を作成するために実行します。セットアップには,jslmmgrsetupコマンドを使用します。この操作は,システム運用者が実施します。

〈この項の構成〉

(1) 作業の前に

(2) 作業手順

  1. セットアップに必要なオプションファイルを作成する。

    オプションファイルについては,「付録A コマンド」の「付録A.4 jslmmgrsetup(JP1/SLM - Managerのセットアップ)」を参照してください。

  2. 作成したオプションファイルを任意のフォルダに格納する。

    オプションファイルの格納先は,格納先でのオプションファイルの名称(任意)を含めた絶対パスが255バイト以内の文字列になるようにしてください。

  3. セットアップコマンドを実行する。

    実行するセットアップコマンドは次のとおりです。

    JP1/SLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\bin\jslmmgrsetup△オプションファイルの絶対パス

    セットアップコマンドの詳細については,「付録A コマンド」の「付録A.4 jslmmgrsetup(JP1/SLM - Managerのセットアップ)」を参照してください。

コマンドが正常に終了すれば,JP1/SLM - Managerのセットアップは完了です。

セットアップ完了時の各サービスのデフォルトの起動方法は,次のとおりです。

表1‒1 セットアップ完了時の各サービスのデフォルトの起動方法

サービス

サービス名

デフォルトの起動方法

JP1/SLM - Manager DB Service

HiRDBEmbeddedEdition_JL0

自動

JP1/SLM - Manager DB Cluster Service

HiRDBClusterService_JL0

手動

JP1/SLM - Manager Service

JP1_ITSLM_MGR_Service

手動

JP1/SLM - Manager Web Service

JP1_ITSLM_MGR_Web_Service

手動

各サービスのデフォルトの起動方法を切り替えたあと,JP1/SLM - Managerをアンセットアップして再セットアップすると,起動方法を変更したサービスはデフォルトの起動方法に戻りますのでご注意ください。

(3) 補足事項

(4) 次の作業