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JP1 Version 11 JP1/Audit Management - Manager 正規化ルール定義ガイド


5.7.2 [フィールド生成]タブ

[フィールド生成]タブでは,監査ログとして必要な情報がメッセージテキストに含まれていない場合に,その情報を変換後の監査ログに埋め込みます。監査ログに埋め込まれた各情報を「フィールド」と呼びます。

[フィールド生成]タブの各項目について説明します。

図5‒12 [正規化ルール定義]ダイアログの[フィールド生成]タブ

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 「JP1イベント属性値から生成」エリア

監査ログとして必要な情報がメッセージテキストにない場合でも,JP1イベントの属性値に含まれているとき,JP1イベントの属性値を監査ログに埋め込むことができます。「JP1イベント属性値から生成」エリアでは,JP1イベントの属性値を監査ログに埋め込む定義をします。JP1イベントの属性値は,10件まで埋め込むことができます。

「JP1イベント属性値から生成」エリアの各項目について説明します。

「生成するフィールド」,「生成するフィールドの設定値」

定義したフィールドが一覧で表示されます。

「生成するフィールド」には,監査ログフォーマットの要素が表示されます。「生成するフィールドの設定値」には,「生成するフィールド」に対応するJP1イベントの属性値が表示されます。

「種別」,「形式」

監査ログフォーマットの要素の種別および形式が表示されます。

「属性種別」,「属性名」

監査ログに埋め込むJP1イベントの属性種別および属性名が表示されます。

[追加]ボタン

JP1イベント属性値から生成するフィールドを新たに追加します。

クリックすると,[生成フィールド定義]ダイアログが表示されます。[生成フィールド定義]ダイアログの詳細は,「5.10.1 JP1イベントの属性値を監査ログに埋め込む場合」を参照してください。

[編集]ボタン

フィールドの定義を編集します。編集するフィールドの定義を選択して[編集]ボタンをクリックすると,[生成フィールド定義]ダイアログが表示されます。[生成フィールド定義]ダイアログの詳細は,「5.10.1 JP1イベントの属性値を監査ログに埋め込む場合」を参照してください。

[削除]ボタン

リストで選択したフィールドの定義を削除します。[削除]ボタンをクリックすると,確認のメッセージが表示されます。[はい]ボタンをクリックするとリストで選択したフィールドが破棄されます。

(2) 「入力した文字列から生成」エリア

監査ログとして必要な情報が,メッセージテキストにもJP1イベントの属性値にもない場合,任意の文字列を監査ログに埋め込むことができます。「入力した文字列から生成」エリアでは,任意の文字列を監査ログに埋め込む定義をします。任意の文字列は,30件まで埋め込むことができます。

「入力した文字列から生成」エリアの各項目について説明します。

「生成するフィールド」,「生成するフィールドの設定値」

定義したフィールドが一覧で表示されます。

「生成するフィールド」には,監査ログフォーマットの要素が表示されます。「生成するフィールドの設定値」には,「生成するフィールド」に対応する入力情報が表示されます。

「種別」,「形式」

監査ログフォーマットの要素の種別および形式が表示されます。

「文字列」

監査ログに埋め込む入力情報が表示されます。

[追加]ボタン

任意の文字列から生成するフィールドを新たに追加します。

クリックすると,[生成フィールド定義]ダイアログが表示されます。[生成フィールド定義]ダイアログの詳細は,「5.10.2 任意の文字列を監査ログに埋め込む場合」を参照してください。

[編集]ボタン

フィールドの定義を編集します。編集するフィールドの定義を選択して[編集]ボタンをクリックすると,[生成フィールド定義]ダイアログが表示されます。[生成フィールド定義]ダイアログの詳細は,「5.10.2 任意の文字列を監査ログに埋め込む場合」を参照してください。

[削除]ボタン

リストで選択したフィールドの定義を削除します。[削除]ボタンをクリックすると,確認のメッセージが表示されます。[はい]ボタンをクリックするとリストで選択したフィールドが破棄されます。