1.4 メッセージテキストに不足している情報をどのように補うか
「1.3.1 監査ログフォーマットを把握する」で説明したように,監査ログフォーマットには,対応づけが必須な要素,および対応づけが推奨されている要素があります。
メッセージテキストに,対応づけが必須な要素や対応づけが推奨されている要素がない場合,JP1イベントの属性値,または任意の文字列を,変換後の監査ログに埋め込みます。ただし,日付情報には,任意の文字列を埋め込めません。
そのほかにも,監査ログに表示させたい情報がある場合は,同じ方法で監査ログにその情報を埋め込みます。
メッセージテキストに不足している情報を埋め込むために,次の順に検討してください。
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JP1イベント属性値との対応づけを検討する。
JP1イベントの属性値に,メッセージテキストに不足していた情報があるか調査します。
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文字列の埋め込みを検討する。
メッセージテキストに不足していた情報がJP1イベント属性値になかった場合,文字列を埋め込めるかどうか調査します。
各作業の詳細を説明します。