4.5.4 グラフ画面
グラフ画面は、メイン画面のグラフ表示エリアに表示されます。
グラフ画面では、スループット(TPS)と平均応答時間をグラフ表示します。
グラフ画面に表示される項目
グラフの横軸は時刻、縦軸はスループット(TPS)と平均応答時間です。時刻はシステム分析支援アダプタがキャプチャした時刻です。
選択するタブによって、表示されるグラフが変わります。
- [選択表示]タブを選択した場合
-
グラフ表示対象システム選択ドロップダウンリストで選択したシステムについて、スループット(TPS)と平均応答時間をグラフ表示します。
図4‒4 [選択表示]タブを選択した場合の表示例 ドロップダウンリストで選択できる項目を次に示します。
- [ALL_SYSTEM]
-
全システムの稼働状況を表示します。
表示対象のデフォルト値です。
- [システム名]
-
watch_system_nameプロパティに指定したシステム名の稼働状況を表示します。
- [HTTP]
-
Webシステム(HTTPプロトコル)の稼働状況を表示します。
watch_system_nameプロパティを省略した場合だけ選択できます。
- [TCP]
-
TCPプロトコルシステムの稼働状況を表示します。
watch_system_nameプロパティを省略した場合だけ選択できます。
- [IIOP]
-
CORBAシステム(IIOPプロトコル)の稼働状況を表示します。
watch_system_nameプロパティを省略した場合だけ選択できます。
- [RPC]
-
OpenTP1システム(RPCプロトコル)の稼働状況を表示します。
watch_system_nameプロパティを省略した場合だけ選択できます。
- [HIRDB]
-
HiRDBシステム(HiRDBプロトコル)の稼働状況を表示します。
watch_system_nameプロパティを省略した場合だけ選択できます 。
- [OTHER_SYSTEM]
-
上記以外の稼働状況を表示します。
watch_system_nameプロパティを指定した場合だけ選択できます。
watch_system_nameプロパティについては、「7.3.3 稼働情報分析関連定義」を参照してください。
- [全表示]タブを選択した場合
-
グラフ表示対象システム選択ドロップダウンリストで選択できる全システムについて、システムごとにスループット(TPS)と平均応答時間をグラフ表示します。
例えば、グラフ表示対象システム選択ドロップダウンリストで上から順に「ALL_SYSTEM」「HTTP」「TCP」「IIOP」と並んでいる場合に[全表示]タブを選択すると、次の図のように表示されます。
図4‒5 [全表示]タブを選択した場合の表示例
稼働情報の表示件数
直近3分の件数を表示します。
稼働情報の測定期間
システム分析支援リアルタイムモニタが開始してから終了するまでです。
ダッシュボード上のリアルタイムデータ更新ONボタン実行時から、常に直近3分ぶんのグラフが表示されます。ただし、分析開始後3分経過していない場合は、分析開始から現在までのグラフを表示します。