Hitachi

Hitachi System Information Capture システム分析支援 リアルタイムモニタ 


4.5.3 アラート検知画面

アラート検知画面は、メイン画面のアラート表示エリアの[Alert TRN]タブ内に表示されます。

図4‒3 アラート検知画面

[図データ]

アラート検知画面では、閾値超過やタイムアウトなどのアラートを検知したトランザクションの稼働情報(分析開始以降の稼働情報)を一覧表示します。

アラート検知画面に表示される項目

アラート検知画面に表示される項目を次に示します。

表4‒3 アラート検知画面に表示される項目

ヘッダの表示項目名

説明

レスポンスタイム

トランザクション性能(応答時間)をマイクロ秒で表示します。

応答種別がNONEのときは、0を表示します。

トランザクション開始時刻

トランザクションを開始した時刻を

「YYYY-MM-DD hh:mm:ss.SSSSSS」形式で表示します。

トランザクション終了時刻

トランザクションを終了した時刻を

「YYYY-MM-DD hh:mm:ss.SSSSSS」形式で表示します。

稼働情報種別がTIMEOUTのときは、そのときの時刻を表示します。

稼働情報種別

稼働情報の種別を表示します。

複数の種別が重複しているときは、ユーザー指示を優先します。

  • RESPONSE:応答電文あり

  • NONE:応答電文なし

  • TIMEOUT:応答電文待ちタイムアウト検知

    コネクション切断やパケットロストによって、応答電文を受信できない場合も含みます。

  • PROTOCOL:プロトコルレベルエラー検知

  • USER:ユーザー指示あり(稼働情報編集UOC)

クライアントIPアドレス

クライアントのIPアドレスを表示します。

クライアントポート番号

クライアントのポート番号を表示します。

サーバIPアドレス

サーバ(要求電文の送信先)のIPアドレスを表示します。

サーバポート番号

サーバ(要求電文の送信先)のポート番号を表示します。

システム名

稼働情報編集UOC、または稼働情報分析関連定義で指定されたシステム名を1~31文字の文字列で表示します。UOC、および稼働情報分析関連定義での指定がなかったときは、次のプロトコル情報を表示します。

  • TCP:TCPプロトコル

  • HTTP:HTTPプロトコル

  • IIOP:IIOPプロトコ

  • HIRDB:HiRDBプロトコル

ユーザ情報コード

稼働情報編集UOCで指定されたユーザ情報コードを表示します。UOCでの指定がなかったときは、0が表示されます。

稼働情報の表示件数

最新の稼働情報を最大50件まで表示します。以前の稼働情報については、過去の稼働情報取得ボタンをクリックすると、最大でセットアップ時に指定したアラート検知稼働情報最大保持件数まで表示できます。

ヘッダの表示項目名をクリックすることで、クリックした項目についてソートできます。なお、アラート検知画面が更新されると、指定した列はリセットされます。このため、ダッシュボードの自動更新をOFFにしてからソートすることを推奨します。