5.5.2 蓄積ファイルの再読込み
負荷テストなどでテスト対象システムへ送信する電文データを増加させたい場合は、蓄積ファイルの読込み完了後にファイルの先頭から再読込みをすることで、電文データを追加できます。
蓄積ファイルの再読込み回数は、accumulate_reply_fileの-r read_countオペランドで指定します。指定値が1の場合は再読込みを行いません。
リプレイ実行対象の蓄積ファイルが複数存在する場合は、すべてのファイルの読込みが完了したあとに再読込みを行います。
テスト対象範囲の時間が指定されている場合は、指定範囲内の要求電文/応答電文の読込みが完了した時点で再読込みを行います。
システム検証支援基盤は、再読込み分の時刻に、処理した要求電文/応答電文の最大時刻よりあとの時刻を割り振ります。また、再読込み開始時には、既存システム側の組み立て中の要求電文/応答電文をすべて破棄します。