Hitachi

Hitachi System Information Capture リファレンス 


5.5.3 CSVファイルの再読込み

負荷テストなどでテスト対象システムへ送信する電文データを増加させたい場合は、CSVファイルの読込み完了後にファイルの先頭から再読込みをすることで、電文データを追加できます。

CSVファイルの再読込み回数は、csvfile_definitionの-r read_countオペランドで指定します。指定値が1の場合は再読込みを行いません。

テスト実行フェーズで、CSVファイルが複数存在する場合は、すべてのファイルの読込みが完了したあとに再読込みを行います。

テスト対象範囲の時間が指定されている場合は、指定範囲内の要求電文/応答電文の読込みが完了した時点で再読込みを行います。

システム検証支援基盤は、再読込み分の時刻に、処理した要求電文/応答電文の最大時刻よりあとの時刻を割り振ります。また、再読込み開始時には、既存システム側の組み立て中の要求電文/応答電文をすべて破棄します。

図5‒23 CSVファイルの再読込み(テスト対象範囲指定なし)

[図データ]

図5‒24 CSVファイルの再読込み(テスト対象範囲指定あり)

[図データ]