Hitachi

Hitachi System Information Capture リファレンス 


4.3.8 esmoddel(システムテスト支援の実行形態の削除)

目的

システムテスト支援実行中に実行形態を削除します。

形式

esmoddel  [-g テスト識別子]
          { -p | -a }

機能

実行中のシステムテスト支援から実行形態を削除します。実行中の全実行形態を指定すると実行形態の削除に失敗します。

本コマンドは、Linuxの場合はスーパユーザ、Windowsの場合はAdministratorsグループに属するユーザアカウントで実行できます。

オプション

-g テスト識別子~(1~31文字の識別子) 《HSIC00》

テスト識別子を指定します。テスト識別子は実行中のシステムテスト支援のテスト識別子を指定してください。

-p

並行実行を実行形態から削除します。

並行実行を削除する場合、接続中のコネクションが解放される場合があります。

TCPスルーの場合、並行実行の削除によってコネクションが解放されるとテスト対象システム側で電文の途中までしか受信できない場合があります。

コネクションの解放を防ぎたい場合はaddress_destination定義-kオプションcnrlssyncフラグメンバに'N'を指定する必要があります。

-a

蓄積実行を実行形態から削除します。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFSE93402-I

コマンド引数ヘルプ

標準出力

KFSE93404-E

実行形態の削除に失敗しました

標準エラー出力

KFSE93406-I

実行形態の削除に成功しました

標準出力

KFSE95001-E

現在コマンドを受け付けることができません

標準エラー出力

KFSE95002-E

メモリが確保できません

標準エラー出力

KFSE95003-E

コマンド処理で障害が発生しました

標準エラー出力

KFSE95089-E

コマンドが失敗しました

標準エラー出力

KFSE95090-E

コマンドの形式が不正です

標準エラー出力

KFSE95091-E

フラグ引数が不正です

標準エラー出力

KFSE95092-E

オプションの組み合わせが不正です

標準エラー出力

KFSE95093-E

領域の確保に失敗しました

標準エラー出力

KFSE95094-E

内部矛盾が発生しました

標準エラー出力