4.3.7 esmodadd(システムテスト支援の実行形態の追加)
目的
システムテスト支援実行中に実行形態を追加します。
形式
esmodadd [-g テスト識別子] { -p | -a }
機能
実行中のシステムテスト支援に実行形態を追加します。
既に起動している実行形態を指定すると実行形態の追加に失敗します。複数の実行形態の追加を実行し、一部の実行形態の追加が失敗した場合、コマンドで指定された全ての実行形態の追加に失敗します。
システムテスト支援実行中に実行形態を追加する場合は、事前(システムテスト支援起動時)に追加形態に必要なシステム定義を行っておく必要があります。
追加形態のシステム定義が無かった場合はコマンドがエラーとなります。
本コマンドは、Linuxの場合はスーパーユーザー、Windowsの場合はAdministratorsグループに属するユーザアカウントで実行できます。
オプション
- -g テスト識別子~(1~31文字の識別子) 《HSIC00》
-
テスト識別子を指定します。テスト識別子は実行中システムテスト支援のテスト識別子を指定してください。
- -p
-
並行実行を実行形態に追加します。
- -a
-
蓄積実行を実行形態に追加します。
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFSE93401-I |
コマンド引数ヘルプ |
標準出力 |
KFSE93403-E |
実行形態の追加に失敗しました |
標準エラー出力 |
KFSE93405-I |
実行形態の追加に成功しました |
標準出力 |
KFSE95001-E |
現在コマンドを受け付けることができません |
標準エラー出力 |
KFSE95002-E |
メモリが確保できません |
標準エラー出力 |
KFSE95003-E |
コマンド処理で障害が発生しました |
標準エラー出力 |
KFSE95089-E |
コマンドが失敗しました |
標準エラー出力 |
KFSE95090-E |
コマンドの形式が不正です |
標準エラー出力 |
KFSE95091-E |
フラグ引数が不正です |
標準エラー出力 |
KFSE95092-E |
オプションの組み合わせが不正です |
標準エラー出力 |
KFSE95093-E |
領域の確保に失敗しました |
標準エラー出力 |
KFSE95094-E |
内部矛盾が発生しました |
標準エラー出力 |