4.3.3 esipclscn(コネクションの表示)
目的
コネクションを表示します。
形式
esipclscn [-g テスト識別子]
機能
システムテスト支援が使用しているテスト対象システムとのコネクションを表示します。
本コマンドは、Linuxの場合はスーパーユーザー、Windowsの場合はAdministratorsグループに属するユーザアカウント、または一般ユーザで実行できます。
オプション
- -g テスト識別子 ~〈1~31文字の識別子〉《HSIC00》
-
テスト識別子を指定します。テスト識別子は実行中システムテスト支援のテスト識別子を指定してください。
出力形式
- 日本語の場合
-
テスト識別子=aa・・・aa 自IPアドレス 自ポート番号 相手IPアドレス 相手ポート番号 プロトコル種別 作成時刻 最終使用時刻 bbb.bbb.bbb.bbb ccccc ddd.ddd.ddd.ddd eeeee fff y1/m1/d1 h1:m1:s1 y2/m2/d2 h2:m2:s2
- 英語の場合
-
test ID = aa・・・aa My IP address My port number Target IP address Target port number Protocol type Alloc time Use time bbb.bbb.bbb.bbb ccccc ddd.ddd.ddd.ddd eeeee fff y1/m1/d1 h1:m1:s1 y2/m2/d2 h2:m2:s2
-
bbb.bbb.bbb.bbb
自IPアドレス
-
ccccc
自ポート番号
-
ddd.ddd.ddd.ddd
相手IPアドレス
-
eeeee
相手ポート番号
-
fff
プロトコル種別
RPC:RPC・RAPプロトコル
TCP:TCPスルー
HTP:HTTP
IOP:IIOPプロトコル
-
y1/m1/d1 h1:m1:s1
作成時刻(『年/月/日 時:分:秒』、年は下2桁で表示)
-
y2/m2/d2 h2:m2:s2
最終使用時刻(『年/月/日 時:分:秒』、年は下2桁で表示)
コネクションを使用して一度も送受信を行っていない場合は、「-」を出力します。
表示対象がない場合は、以下のメッセージを出力します。
- 日本語の場合
-
表示対象のコネクションがありません。
- 英語の場合
-
There is no connection to be displayed.
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFSE93301-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |
KFSE95001-E |
現在コマンドを受け付けることができません |
標準エラー出力 |
KFSE95002-E |
メモリが確保できません |
標準エラー出力 |
KFSE95003-E |
コマンド処理で障害が発生しました |
標準エラー出力 |
KFSE95089-E |
コマンドが失敗しました |
標準エラー出力 |
KFSE95090-E |
コマンドの形式が不正です |
標準エラー出力 |
KFSE95091-E |
フラグ引数が不正です |
標準エラー出力 |
KFSE95093-E |
領域の確保に失敗しました |
標準エラー出力 |
KFSE95094-E |
内部矛盾が発生しました |
標準エラー出力 |
注意事項
本コマンドと通信制御の処理が競合すると、一時的にシステムテスト支援の性能が低下することがあります。