3.8 比較エラー情報ファイルに関する定義(compare_error_file)
形式
[compare_error_file [-f "[fileno=比較エラー情報ファイルの最大ファイル数] [filesz=比較エラー情報ファイルの最大サイズ]"] ]
機能
並行実行、リプレイ実行、及びPCAP実行時に既存システムからの応答電文とテスト対象システムからの応答電文が異なる場合の比較エラー情報を取得するファイルに関する定義です。
比較エラー情報ファイルのファイル数やサイズを指定します。
指定数
0〜1
オプション:-f
- fileno
-
- 設定値と省略値
-
〈符号なし整数〉((1〜100))《3》(単位:ファイル数)
- 説明
-
比較エラー情報を出力する最大ファイル数を指定します。
- 指定値の目安
-
データの比較エラーが大量に発生し、システムテスト支援実行中に上書きされる場合は、ファイル数を大きくしてください。
- 見積もり式への影響
-
比較エラー情報ファイルの容量見積もりおよびメモリ使用量の見積もりに影響します。
- filesz
-
- 設定値と省略値
-
〈符号なし整数〉((1〜40))《40》(単位:メガバイト)
- 説明
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比較エラー情報を取得するファイルの最大サイズをメガバイト単位で指定します。比較エラー情報ファイルへの出力容量がこのオペランド値を超えると、出力先のファイルを切り替えます。
- 指定値の目安
-
比較エラー情報1件あたり最大で約0.6キロバイトであることを目安に設定してください。
- 見積もり式への影響
-
比較エラー情報ファイルの容量見積もりに影響します。