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Hitachi System Information Capture リファレンス 


1.3.3 並行実行と蓄積実行の同時実行

並行実行と蓄積実行の同時実行は本番環境から取得した情報をプロトコル電文に組立、プロトコル電文をファイルに蓄積すると同時にテスト対象システムへ送信する実行方式です。

外部システムからの要求電文、および既存システムからの応答電文のパケットをキャプチャします。

キャプチャしたパケットをそれぞれ要求電文、応答電文に組立て要求電文をファイルに蓄積すると同時にテスト対象システムへ送信し応答を待ち合わせます。

テスト対象システムからの応答電文と既存システムからの応答電文と内容を比較し内容に相違がある場合は履歴を保存します。テスト終了後、応答電文の相違内容を確認することが出来ます。

以下に外部システムからの電文をテスト対象システムに送信し応答を受信する概要を示します。

図1‒8 並行実行と蓄積実行の同時実行を行った場合の概要

[図データ]