4.2.3 テスト結果データ(応答電文)を確認する
システム検証支援基盤を使ったリプレイ形式のテストが正常に終了すると、テストの対象システムからのレスポンスが、応答電文ファイルとして生成されます。応答電文ファイルを参照することによって、詳細なテスト結果を確認できます。
前提条件
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リプレイ形式のテストを実行済みである
操作手順
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次に示すディレクトリーを参照します。
システム検証支援基盤のインストールディレクトリー/job/HSIC00(テスト識別子)/afile/rpyts/
このディレクトリーが存在しない場合は、システムテスト支援定義ファイルのaccumulate_fileの指定値(テスト環境のテストデータを作成するかどうかの設定、およびディレクトリーのパス)を確認してください。
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ディレクトリー内にある応答電文ファイルの内容を確認するために、esaflfillsコマンドを実行します。
esaflfills -e r -s rpyts -g HSIC00(テスト識別子) -p rpc システム検証支援基盤のインストールディレクトリー/job/HSIC00(テスト識別子)/afile/rpyts/
応答電文ファイルの名称は、テスト識別子、応答電文であることを示すID、および通し番号から構成されています。例えば、テスト識別子がHSIC00の場合のファイル名は、HSIC00rpyts00001です。ファイルが複数あるときは、ファイル名の末尾の通し番号によってファイルを区別します。
例のとおりにコマンドを実行すると、指定したディレクトリー下に格納されているすべての応答電文ファイルの内容を確認できます。