4.2.2 比較エラー情報ファイルを保存する
比較エラー情報ファイルの1ファイル当たりの容量は、システムテスト支援定義ファイルに定義しておきます。1つ目の比較エラー情報ファイルの容量が決められた値を超えると、2つ目の比較エラー情報ファイルが生成されます。次の比較エラー情報ファイルの生成が始まるとき(KFSE80951-Iメッセージが出力されるとき)に、古い比較エラー情報ファイルを保存することを推奨します。
背景
システム検証支援基盤が生成する比較エラー情報ファイルの数と容量は、ユーザーがシステムテスト支援定義ファイルに定義しておきます。比較エラー情報ファイルの数が、システムテスト支援定義ファイルに定義したファイル数の上限を超えると、最も古い比較エラー情報ファイルが上書きされます。
1回のテストで複数の比較エラー情報ファイルが生成される場合は、生成された比較エラー情報ファイルをほかのディレクトリーに移動しておくことを推奨します。
操作手順
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KFSE80951-Iメッセージが出力されているかどうかを確認します。
KFSE80951-Iメッセージが出力されていない場合は、以降の手順は不要です。
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次に示すディレクトリーを参照します。
システム検証支援基盤のインストールディレクトリー/job/テスト識別子/spool/dceeinf/cmp
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ディレクトリー内にある比較エラー情報ファイルのうち、最新のファイル以外を任意の別ディレクトリーに移動します。
比較エラー情報ファイルの新旧は、KFSE80951-Iメッセージを参照することで判断できます。KFSE80951-Iメッセージには、スワップ元とスワップ先のファイル名が出力されています。スワップ元よりもスワップ先の比較エラー情報ファイルの方が、新しいファイルです。
最新の比較エラー情報ファイルは、システム検証支援基盤によって更新中の可能性があるため、移動したり削除したりしないでください。