8.6.6 サブフォルダにあるCSVファイルを一括でインポートする
CSVファイルをインポートするときに-Recursiveオプションを指定すると,サブフォルダにあるCSVファイルも含めてすべてインポートすることができます。
作業の手順
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CSVファイルが置かれたフォルダが複数ある場合は,どこかの階層で共通のフォルダを持つようにします。
次の構成の場合を例にします。この例では,3つの「テストケースがあるフォルダ」が,「共通のフォルダ」でつながっています。
共通のフォルダ
├ テストケースがあるフォルダ1
│ └ テストケースがあるフォルダ2
└ テストケースがあるフォルダ3
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-Recursiveオプションを指定して,CSVファイルをインポートします。
cbluts -TestCase -Import -InputPath 共通のフォルダ -Recursive -Project sample.utsproj
-Recursiveオプションを指定するときは,-InputPathオプションにファイルのパスは指定できません。
-InputPathオプションで指定したフォルダの直下にCSVファイルがなくても,サブフォルダを含めてどこかのフォルダにCSVファイルがあればかまいません。
フォルダの下に拡張子が「.csv」以外のファイルがあった場合,そのファイルは無視されます。
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-InputPathオプションに,「共通のフォルダ」を指定した場合
次のフォルダにあるCSVファイルがすべて取り込まれます。
・共通のフォルダ
・テストケースがあるフォルダ1
・テストケースがあるフォルダ2
・テストケースがあるフォルダ3
取り込まれる順番も上記の順番で取り込まれます。
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-InputPathオプションに,「テストケースがあるフォルダ1」を指定した場合
次のフォルダにあるCSVファイルがすべて取り込まれます。
・テストケースがあるフォルダ1
・テストケースがあるフォルダ2
取り込まれる順番も上記の順番で取り込まれます。
次のフォルダにあるCSVファイルは取り込まれません。
・共通のフォルダ
・テストケースがあるフォルダ3
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対象のプロジェクトが複数あるときは,プロジェクトごとに手順1,2を実施します。
関連項目