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COBOL2002 Professional Tool Kit COBOLソース解析ガイド


cblcsaコマンド − バッチモードでCOBOLソース解析を実行する

cblcsaコマンドは,COBOLソース解析をコマンドプロンプトから操作するときに使います。

コマンドの実行が完了すると,解析状況,生成状況,および実行結果が標準エラー出力に出力されます。

〈このページの構成〉

形式

ソース解析プロジェクトの操作(作成,削除,参照)

ソース解析プロジェクトを作成する場合
cblcsa -Project ソース解析プロジェクト名 -Create
ソース解析プロジェクトの名称を変更する場合
cblcsa -Project ソース解析プロジェクト名 -Rename 変更後ソース解析プロジェクト名
ソース解析プロジェクトを削除する場合
cblcsa -Project ソース解析プロジェクト名 -Delete
ソース解析プロジェクトの登録情報を取得する場合
cblcsa -Project ソース解析プロジェクト名 -GetStatus
ソース解析プロジェクトの一覧を表示する場合
cblcsa -ListProject

データベースの初期化

ソース解析用データベースを初期化する場合
cblcsa -InitializeDatabase

ソース解析プロジェクトのCOBOLソースファイルの操作(登録,削除,参照)

ソースファイル名を登録する場合
cblcsa -Project ソース解析プロジェクト名 -Add {-Source ソースファイル名〔;ソースファイル名〕...|-SourceFolder ソースフォルダ名〔;ソースフォルダ名〕...〔-r〕}
登録されたソースファイル名を削除する場合
cblcsa -Project ソース解析プロジェクト名 -Remove -Source {ソースファイル名〔;ソースファイル名〕...|ALL}
登録されたソースファイル名の状態を一覧表示する場合
cblcsa -Project ソース解析プロジェクト名 -ListSrcStatus

ソース解析プロジェクトの解析生成オプションの操作(取り出し,登録)

登録された解析生成オプションをソース解析オプションファイルに出力する場合
cblcsa -Project ソース解析プロジェクト名 -ExportOption ソース解析オプションファイル名
オプションファイルから解析生成オプションを登録する場合
cblcsa -Project ソース解析プロジェクト名 -ImportOption ソース解析オプションファイル名

ソース解析プロジェクトの解析生成の実行

COBOLソース解析を実行する場合
cblcsa  -Project プロジェクト名
        〔-Analyzer {AUTO|ALL}〕
        〔-LogFolder 出力先フォルダパス〕
コマンドヘルプを表示する場合
cblcsa  または
cblcsa -? または
cblcsa -Help

オプション

-Project ソース解析プロジェクト名

ソース解析プロジェクト名を指定します。

ソース解析プロジェクト名には,次の文字を含まない名前を30文字以下で指定します。英小文字と英大文字は区別されません。

「'」「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」「@」「;」,半角空白,全角空白,制御文字

また,先頭文字にハイフン(-)を指定しないでください。

このオプションを-Createオプションと同時に指定する場合,同じ名称のソース解析プロジェクトがCOBOLソース解析用データベースに存在してはいけません。-Create以外のオプションと同時に指定する場合,ソース解析プロジェクト名と同じ名称のソース解析プロジェクトがCOBOLソース解析用データベースに存在している必要があります。

-Projectオプションだけを指定し,ほかのオプションを指定しない場合は,-Analyzer AUTOが仮定されます。

-Create

COBOLソース解析用データベースにソース解析プロジェクトを新規作成します。

同じ名称のソース解析プロジェクトがCOBOLソース解析用データベースに存在する場合は,エラーメッセージを出力してエラー終了します。

-Rename 変更後プロジェクト名

COBOLソース解析用データベースのソース解析プロジェクトの名称を指定した変更後ソース解析プロジェクト名に変更します。変更後プロジェクト名は,-Projectオプションのプロジェクト名の命名規則に従った名前で指定してください。

-Delete

COBOLソース解析用データベースのソース解析プロジェクトを削除します。

-GetStatus

COBOLソース解析用データベースのソース解析プロジェクトの登録情報を表示(標準出力に出力)します。次に示す内容を表示します。

  • ソース解析プロジェクト名

  • 解析オプション情報,生成オプション情報

  • ソース一覧(解析状態,生成状態,ソースファイル名,解析時のソースファイル更新日時,解析日時,生成日時)

出力例

・ソース解析プロジェクト名
 販売管理システム
 
・解析オプション情報
 [コンパイラオプション]
  コンパイラオプション :
    -Comp5 -CompatiV3 -Compati85,All
  コンパイラ環境変数 :
    CBLERRMAX=100
    CBLFIX=.cob .xxx
    CBLLIB=C:\Program Files\HITACHI\COBOL2002 64bit\COPY;C:\temp\COPY
 
 [主プログラム指定]
  主プログラムを自動検出 : ON
  USING検出条件
    引数なし : ON
    引数1個で英数字である : OFF
    引数1個で可変長文字列型の集団項目である : ON
    引数2個で2進整数とポインタである : ON
  RETURNING検出条件
    RETURNING指定なし : ON
  主プログラム名の一覧の文字列 :
 
 [プログラムコメント抽出]
  プログラムコメントを抽出する : OFF
  プログラムコメント行の検索場所
    プログラム名段落の前 : ON
    プログラム名段落の後 : OFF
  プログラムコメント行の検索条件
    抽出キー文字列で始まるコメント行(プログラムコメントは抽出キーの後の文字列) : ON
    抽出キー文字列で始まるコメント行の次行 : OFF
      抽出キー文字列 : ''
    プログラム名段落から [  ] 行目(1〜99)の位置にあるコメント行 : OFF
 
 [節コメント抽出]
  節コメントを抽出する : OFF
  節コメント行の検索場所
    節見出しの前 : ON
    節見出しの後 : OFF
  節コメント行の検索条件
    抽出キー文字列で始まるコメント行(節コメントは抽出キーの後の文字列) : ON
    抽出キー文字列で始まるコメント行の次行 : OFF
      抽出キー文字列 : ''
    節見出しから [  ] 行目(1〜99)の位置にあるコメント行 : OFF
 
 [呼出先プログラム解決]
  COBOL2002 サービスルーチンファイル :
 
  COBOL2002 一意名呼び出し対応付けファイル :
 
 
 [引数整合性チェック]
  引数の個数を検査する : ON
    実引数個数>仮引数個数の場合は検出しない : OFF
  引数の受渡方法を検査する : ON
  引数のデータ型を検査する : ON
  引数のサイズを検査する : ON
    次の条件をすべて満たすケースを検出しない : OFF
    ・BY REFERENCEまたはBY CONTENTである
    ・一方または両方が英数字集団項目である
    ・実引数サイズ>仮引数サイズである
    一方が可変長集団項目の場合はサイズ検査対象外とする : ON
  引数の集団項目の構造を検査する : OFF
  対応する仮引数のない実引数を検出する : OFF
  対応する実引数のない仮引数を検出する : OFF
 
 [その他]
  レベル番号が02〜49,66のデータ項目の情報を抽出する : ON
  プログラムの制御フロー情報を抽出する : ON
 
・生成オプション情報
  出力先フォルダ :
    D:\Temp\COBOL Analyzer
 [HTML]
  すべてのHTMLドキュメント : ON
 [CSV]
  COBOLソースファイル一覧 : ON
  プログラム一覧 : ON
  セクション一覧 : ON
  ファイル一覧 : ON
  データ項目一覧 : ON
  不整合引数一覧 : ON
  実行順序リスト : ON
  プログラム呼出関係 : ON
  登録集原文参照関係 : ON
  ファイル参照関係 : ON
  表(DB)参照関係 : ON
 
・ソース一覧(解析状態,生成状態,ソースファイル名,ソースファイル更新日時,解析日時,生成日時)
解析済,生成済,C:\販売管理システム\伝票作成\伝票作成メイン.cbl,2002/11/28 15:41:22,2021/08/04 22:40:15,2021/08/04 22:40:17
解析済,生成済,C:\販売管理システム\入金処理\顧客マスタ検索.CBL,1999/10/29 17:14:20,2021/08/04 22:40:15,2021/08/04 22:40:17
解析済(古い),生成済(古い),C:\販売管理システム\入金処理\入金処理メイン.cbl,1999/11/15 21:22:52,2021/08/04 22:40:15,2021/08/04 22:40:17

(凡例)

解析オプション情報,および生成オプション情報

オプションの指定有無を示します。

  • ON:オプションが指定されている。

  • OFF:オプションが指定されていない。

ソース一覧の[解析状態]

COBOLソースファイルの解析状態を示します。

  • 解析済:解析済み。

  • 解析済(古い):解析済みで「解析済」または「警告」の状態だったが,前回解析時点からCOBOLソースファイル(取り込んでいる登録集原文ファイルを含む)が更新されている。再解析を行う必要がある。

  • 未解析:解析されていない。

  • 警告:解析済みだが,警告エラーが検出された。

  • エラー:解析できないエラーが検出された。

ソース一覧の[生成状態]

COBOLソースファイルのドキュメントの生成状態を示します。

  • 生成済:生成済み。

  • 生成済(古い):生成済みで「生成済」または「警告」の状態だったが,前回解析時点からCOBOLソースファイル(取り込んでいる登録集原文ファイルを含む)が更新されている。または解析/生成の中断で解析は完了しているが生成はされていない。再生成を行う必要がある。

  • 未生成:生成されていない。

  • 警告:生成済みだが,警告エラーが検出された。

  • エラー:生成できないエラーが検出された。

ソース一覧の[ソースファイル名]

解析または生成対象のCOBOLソースファイル名を絶対パス名で表示します。

-ListProject

COBOLソース解析用データベースのソース解析プロジェクトの一覧を表示(標準出力に出力)します。次に示す内容を表示します。

  • ソース解析プロジェクト名

  • プロジェクトの解析状態

  • 最終解析日時

  • プロジェクトの生成状態

  • 最終生成日時

このオプションを指定した場合は,-Help(-?),-InitializeDatabase,-LogFolder以外のほかのオプションはすべて無視されます。

出力例

解析状態   最終解析日時     生成状態   最終生成日時    ソース解析プロジェクト名
-------------------------------------------------------------------------------
解析済み  2017/08/28 16:34 生成済み  2017/08/28 16:34  ProjectAlpha
未解析あり 2017/08/28 16:34 未生成                     ProjectBeta
解析済み  2017/08/28 16:34 未生成あり 2017/08/28 16:34  ProjectGamma
未解析                    未生成                     ProjectDelta

(凡例)

[解析状態]

ソース解析プロジェクトの解析状態を示します。

  • 解析済み:すべてのCOBOLソースファイルが解析済み。

  • 未解析あり:一部のCOBOLソースファイルが未解析。

  • 未解析:すべてのCOBOLソースファイルが未解析。

[最終解析日時]

最後に解析または生成を実行したときの解析処理の終了日時を[yyyy/mm/dd hh:mm]形式で示します(yyyy:西暦年,mm:月,dd:日,hh:時,mm:分)。

[生成状態]

ソース解析プロジェクトの生成状態を示します。

  • 生成済み:すべてのCOBOLソースファイルが生成済み。

  • 未生成あり:一部のCOBOLソースファイルが未生成。

  • 未生成:すべてのCOBOLソースファイルが未生成。

[最終生成日時]

最後に解析または生成を実行したときの生成処理の終了日時を[yyyy/mm/dd hh:mm]形式で示します(yyyy:西暦年,mm:月,dd:日,hh:時,mm:分)。

-InitializeDatabase

COBOLソース解析用データベースを初期化します。-Deleteオプションよりも高速にデータベースの内容を削除できます。このオプションを指定した場合は,-Help(-?),-LogFolder以外のほかのオプションはすべて無視されます。

このオプションは[Ctrl]+[C]でキャンセルできません。データベースを初期化しても問題ないことを入念に確認してから,-InitializeDatabaseオプションを使用してください。

-Add

ソース解析プロジェクトにCOBOLソースファイル名を登録します。

-Remove

ソース解析プロジェクトからソースファイル名を削除します。

-Source {ソースファイル名〔;ソースファイル名〕...|ALL}

-Addオプションの場合

ソース解析プロジェクトに登録するCOBOLソースファイル(COBOLソースファイルの拡張子をもつファイル)を指定します。COBOLソースファイル以外は登録されません。

-AddオプションのときはALLを指定できません。ワイルドカード「*」「?」を使用できます。ただし,フォルダ名の部分にはワイルドカードは指定できません。

-Removeオプションの場合

ソース解析プロジェクトから削除するCOBOLソースファイルを絶対パス名で指定します。ソース解析プロジェクトのすべてのCOBOLソースファイルを削除するときはALLを指定します。

-SourceFolder ソースフォルダ名〔;ソースフォルダ名〕...

COBOLソースファイルを格納したフォルダを指定します。指定されたソースフォルダ内のCOBOLソースファイル(COBOLソースファイルの拡張子をもつファイル)が登録対象となります。COBOLソースファイル以外は登録されません。

-r

-SourceFolderオプションで指定したソースフォルダの,すべての下位フォルダのCOBOLソースファイルをソース解析プロジェクトへの登録対象にします。

-ListSrcStatus

ソース解析プロジェクトに登録されたソースファイルの解析生成状態の一覧を表示(標準出力に出力)します。次の内容がコンマ区切りで出力されます。

  • 解析状態

  • 生成状態

  • ソースファイル名(絶対パス名)

  • ソースファイルの更新日時,解析日時,生成日時

出力例

解析状態,生成状態,ソースファイル名,ソースファイル更新日時,解析日時,生成日時
解析済,生成済,C:\temp\test01.cbl,2017/08/28 14:31:24,2017/08/28 17:03:24,2017/08/28 17:03:27
エラー,未生成,C:\temp\test02.cbl,2017/08/28 15:56:02,,
解析済,生成済,C:\temp\test03.cbl,2017/08/28 14:32:28,2017/08/28 17:03:26,2017/08/28 17:03:27
解析済(古い),生成済(古い),C:\temp\test04.cbl,2017/08/28 17:00:50,2017/08/28 17:03:26,2017/08/28 17:03:27

(凡例)

[解析状態]

COBOLソースファイルの解析状態を示します。

  • 解析済:解析済み。

  • 解析済(古い):解析済みで「解析済」または「警告」の状態だったが,前回解析時点からCOBOLソースファイル(取り込んでいる登録集原文ファイルを含む)が更新されている。再解析を行う必要がある。

  • 未解析:解析されていない。

  • 警告:解析済みだが,警告エラーが検出された。

  • エラー:解析できないエラーが検出された。

[生成状態]

COBOLソースファイルのプログラム固有ドキュメント(HTML)の生成状態を示します。

  • 生成済:生成済み。

  • 生成済(古い):生成済みで「生成済」または「警告」の状態だったが,前回解析時点からCOBOLソースファイル(取り込んでいる登録集原文ファイルを含む)が更新されている。または解析/生成の中断で解析は完了しているが生成はされていない。再生成を行う必要がある。

  • 未生成:生成されていない。

  • 警告:生成済みだが,警告エラーが検出された。

  • エラー:生成できないエラーが検出された。

[ソースファイル名]

解析または生成対象のCOBOLソースファイル名を絶対パス名で表示します。

[ソースファイル更新日時]

COBOLソースファイルの更新日時を[yyyy/mm/dd hh:mm:ss]形式で表示します(yyyy:西暦年,mm:月,dd:日,hh:時,mm:分,ss:秒)。

[解析日時]

COBOLソースファイルの解析が完了した日時を[yyyy/mm/dd hh:mm:ss]形式で表示します(yyyy:西暦年,mm:月,dd:日,hh:時,mm:分,ss:秒)。

解析状態が「未解析」または「エラー」の場合,解析日時は出力されません。

[生成日時]

COBOLソースファイルのプログラム固有ドキュメント(HTML)の生成が完了した日時を[yyyy/mm/dd hh:mm:ss]形式で表示します(yyyy:西暦年,mm:月,dd:日,hh:時,mm:分,ss:秒)。

生成状態が「未生成」または「エラー」の場合,生成日時は出力されません。

-ExportOption ソース解析オプションファイル名

解析生成オプションをソース解析オプションファイル(.xml)に出力します。

拡張子が.xml以外の場合,エラーが出力されて,エラー終了します。

-ImportOption ソース解析オプションファイル名

ソース解析オプションファイル(.xml)の解析生成オプションをソース解析プロジェクトに登録します。

-Analyzer {AUTO|ALL}

COBOLソースファイルの解析および生成の対象範囲を指定します。

AUTO:解析および生成が必要なCOBOLソースファイルを自動的に選出して解析および生成の対象とします。

次のCOBOLソースファイルが解析対象となります。

  • 解析オプションを変更したあとで,再解析していないCOBOLソースファイル

  • 前回の解析でエラーが出力されたCOBOLソースファイル

  • COBOLソースファイルの更新日時,または直接的もしくは間接的に取り込んでいる登録集原文ファイルの更新日時が,前回解析時の更新日時と異なるCOBOLソースファイル

次のCOBOLソースファイルが生成対象となります。

  • 生成オプションを変更したあとで,再生成していないCOBOLソースファイル

  • 前回の生成でエラーが出力されたCOBOLソースファイル

  • 解析対象となったCOBOLソースファイル

  • COBOLソースファイルのうち,前回の生成日時が前回の解析日時より古いもの。

ALL:すべてのCOBOLソースファイル

-LogFolder 出力先フォルダパス

解析ログおよび操作ログの出力先フォルダを絶対パスまたはカレントフォルダからの相対パスで指定します。

省略すると,COBOLソース解析の環境定義ファイル(CBLANALYZER.INI)に定義されている解析ログおよび操作ログの出力先フォルダに出力されます。

フォルダ名をダブルクォーテーション(")で囲んで指定する場合は,フォルダ名の末尾に円記号(¥)は指定しないでください。Windowsの仕様で円記号(¥)がエスケープ文字の扱いになり,ダブルクォーテーションがフォルダ名の一部になってエラーになります。

解析ログおよび操作ログの詳細は,それぞれ,「9.2.1 解析ログを参照する」および「9.2.2 操作ログを参照する」を参照してください。

-? または -Help

コマンドヘルプが表示されます。ほかのオプションはすべて無視されます。cblcsaコマンドの引数をすべて省略した場合も,コマンドヘルプが表示されます。

出力例

実行状況表示

解析または生成の実行状況をコンソールに表示(標準エラー出力に出力)します。

解析状況
[2017/08/02 19:54:46],[情報],[システム],KEDL1231A-I プロジェクト(PROJECT1)の解析処理を開始しました。
[2017/08/02 19:54:46],[情報],[解析],KEDL1261A-I (1/3) 'D:\SAMPLE\ソースファイル1.cbl'を解析中...
[2017/08/02 19:54:47],[情報],[解析],KEDL1261A-I (2/3) 'D:\SAMPLE\ソースファイル2.cbl'を解析中...
[2017/08/02 19:54:47],[情報],[解析],KEDL1261A-I (3/3) 'D:\SAMPLE\ソースファイル3.cbl'を解析中...
[2017/08/02 19:54:48],[情報],[システム],KEDL1232A-I プロジェクト(PROJECT1)の解析処理を終了しました。
生成状況
[2017/08/02 19:54:48],[情報],[システム],KEDL1233A-I プロジェクト(PROJECT1)の生成処理を開始しました。
[2017/08/02 19:54:48],[情報],[生成], 生成開始: システム固有:プログラム階層図
[2017/08/02 19:54:49],[情報],[生成], 生成開始: プログラム固有:プログラム名=プログラム名1  (進捗: 1/3)
[2017/08/02 19:54:50],[情報],[生成], 生成開始: プログラム固有:プログラム名=プログラム名2  (進捗: 2/3)
[2017/08/02 19:54:51],[情報],[生成], 生成開始: プログラム固有:プログラム名=プログラム名3  (進捗: 3/3)
[2017/08/02 19:54:53],[情報],[生成], 生成開始: システム固有:ドキュメント名
[2017/08/02 19:54:54],[情報],[生成], 生成開始: プロジェクト固有:プロジェクトサマリ
[2017/08/02 19:54:55],[情報],[システム],KEDL1234A-I プロジェクト(PROJECT1)の生成処理を終了しました。

実行結果表示

解析または生成の成功,警告,失敗の集計結果をコンソールに表示(標準エラー出力に出力)します。

[2017/08/02 19:55:55],[情報],[実行結果],                解析           生成
[2017/08/02 19:55:55],[情報],[実行結果], 成功:             4              4
[2017/08/02 19:55:55],[情報],[実行結果], 警告:             0              0
[2017/08/02 19:55:55],[情報],[実行結果], 失敗:             0              0
[2017/08/02 19:55:55],[情報],[実行結果], 合計:     4 /     4      4 /     4

解析および生成の「成功」「失敗」「警告」「合計」の数の意味を次に示します。

種別

解析

生成

成功

解析状態が「解析済」で解析を完了したCOBOLソースファイル数

生成状態が「生成済」で生成を完了したCOBOLソースファイル数

警告

解析状態が「警告」で解析を完了したCOBOLソースファイル数

生成状態が「警告」で生成を完了したCOBOLソースファイル数

失敗

解析状態が「エラー」で解析を終了したCOBOLソースファイル数

生成状態が「エラー」で生成を終了したCOBOLソースファイル数

合計

分子は解析の成功,警告,失敗の合計数

分母は解析対象のCOBOLソースファイル数

分子は生成の成功,警告,失敗の合計数

分母は生成対象のCOBOLソースファイル数

注意事項

  • システム全体の解析(ソースファイル間で参照されるプログラムや共用される登録集原文の解析)でエラーを検出した場合,またはシステム全体のドキュメント生成で警告またはエラーを検出した場合,次のように解析や生成の「警告」と「失敗」にカウントされます。このため,合計の分子は分母より1大きくなることがあります。

    • システム全体の解析でエラーを検出した場合は,解析の「失敗」の欄に1を加算します。

    • システム全体のドキュメント生成が警告メッセージのみで終了した場合は,生成の「警告」の欄に1を加算します。

    • システム全体のドキュメント生成でエラーを検出した場合は,生成の「失敗」の欄に1を加算します。

  • システム全体の解析でエラーとなっている場合,解析情報が正しくデータベースに抽出できていないことがあります。エラーメッセージのエラー情報を基にエラー要因を排除した上で,コマンドプロンプト上でcblcsaコマンドの-Analyzer ALLオプションを使用して,すべてのCOBOLソースファイルを再解析してください。

cblcsaコマンドのコンソール出力例

> cblcsa
[2017/08/02 19:56:46],[情報],[システム],KEDL1231A-I プロジェクト(新しいプロジェクト)の解析処理を開始しました。
[2017/08/02 19:56:46],[情報],[解析],KEDL1261A-I (1/10) 'D:\SAMPLE\オプション処理1.cbl'を解析中...
[2017/08/02 19:56:47],[情報],[解析],KEDL1261A-I (2/10) 'D:\SAMPLE\オプション処理2.cbl'を解析中...
[2017/08/02 19:56:47],[情報],[解析],KEDL1261A-I (3/10) 'D:\SAMPLE\オプション処理3.cbl'を解析中...
…
[2017/08/02 19:56:57],[情報],[システム],KEDL1232A-I プロジェクト(新しいプロジェクト)の解析処理を終了しました。
[2017/08/02 19:56:57],[情報],[システム],KEDL1233A-I プロジェクト(新しいプロジェクト)の生成処理を開始しました。
[2017/08/02 19:56:57],[情報],[生成], 生成開始: システム固有:プログラム階層図
[2017/08/02 19:56:58],[情報],[生成], 生成開始: プログラム固有:プログラム名=OPTPROC1 (進捗: 1/10)
[2017/08/02 19:56:58],[情報],[生成], 生成開始: プログラム固有:プログラム名=OPTPROC2 (進捗: 2/10)
[2017/08/02 19:56:58],[情報],[生成], 生成開始: プログラム固有:プログラム名=OPTPROC3 (進捗: 3/10)
…
[2017/08/02 19:57:14],[情報],[生成], 生成開始: システム固有:表(DB)参照関係CSV
[2017/08/02 19:57:14],[情報],[生成], 生成開始: プロジェクト固有:プロジェクトサマリ
[2017/08/02 19:57:15],[情報],[システム],KEDL1234A-I プロジェクト(新しいプロジェクト)の生成処理を終了しました。
[2017/08/02 19:57:15],[情報],[実行結果],          解析     生成
[2017/08/02 19:57:15],[情報],[実行結果], 成功:      10       10
[2017/08/02 19:57:15],[情報],[実行結果], 警告:       0        0
[2017/08/02 19:57:15],[情報],[実行結果], 失敗:       0        0
[2017/08/02 19:57:15],[情報],[実行結果], 合計: 10 / 10  10 / 10

終了コード

終了コード

意味

メッセージとの対応

0

正常終了しました。

重要度Eのエラーはありません。

1

エラーが発生して終了しました。

重要度Eのエラーが1つ以上あります。

注意事項