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COBOL2002 Professional Tool Kit COBOLソース解析ガイド


5.2.6 [引数整合性チェック]タブ

[解析生成オプション設定]画面の[引数整合性チェック]タブでは,引数整合性チェックで実施する検査項目を設定します。

図5‒9 [解析生成オプション設定]画面の[引数整合性チェック]タブ

[図データ]

[引数の個数を検査する]

実引数と仮引数の個数が一致しているかどうかを検査する場合にチェックします。

[実引数個数>仮引数個数の場合は検出しない]

実引数個数>仮引数個数の場合,不整合引数情報の出力を抑止するときにチェックします。

[引数の受渡方法を検査する]

実引数と仮引数の受け渡し方法が一致しているかどうかを検査する場合にチェックします。

[引数のデータ型を検査する]

実引数と仮引数のデータ型が適合しているかどうかを検査する場合にチェックします。

[引数のサイズを検査する]

実引数と仮引数のサイズが一致しているかどうかを検査する場合にチェックします。

[次の条件をすべて満たすケースを検出しない]

実引数と仮引数が次の条件を満たす場合,引数のサイズの検査対象から除外するときにチェックします。

  • BY REFERENCE指定,またはBY CONTENT指定である

  • 一方または両方が英数字集団項目である

  • 実引数サイズ>仮引数サイズである

[一方が可変長集団項目の場合はサイズ検査対象外とする(チェックがない場合は,最大長で検査する)]

実引数または仮引数の一方が可変長集団項目の場合,引数のサイズの検査対象から除外するときにチェックします。チェックがないとき,可変長集団項目は最大長で検査されます。

[引数の集団項目の構造を検査する]

実引数と仮引数が集団項目で,その種別とサイズが同じである場合に,集団項目に属するデータ項目の構造が一致しているかどうかを検査するときにチェックします。

この検査項目をチェックして解析生成オプションをプロジェクトに登録すると,[解析生成オプション設定]画面の[その他の解析オプション]タブの[レベル番号が02〜49,66のデータ項目の情報を抽出する]も一緒にチェックされているものとして登録されます。

[対応する仮引数のない実引数を検出する]

実引数個数>仮引数個数の場合に,対応する仮引数のない実引数の情報を出力するときにチェックします。

[対応する実引数のない仮引数を検出する]

実引数個数<仮引数個数の場合に,対応する実引数のない仮引数の情報を出力するときにチェックします。

関連項目