2.7 CSVファイル形式のソース解析情報を加工する
CSVファイル形式のソース解析情報を使用する例として,CSVファイルを加工する手順です。
作業の手順
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加工したいソース解析情報を含むプロジェクトマスタを開発マネージャで開きます。
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開発マネージャの[ツール]−[COBOLソース解析]−[解析結果(CSV/TAG)の表示]を選択します。
CSVファイル形式のソース解析情報(CSVファイルおよびタグファイル)が格納されたフォルダが表示されます。
- ポイント
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ソース解析情報が出力されるフォルダは,[解析生成オプション設定]画面の[生成ドキュメント]タブで出力先フォルダとして指定したフォルダです。
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ExcelなどでCSVファイルの内容を確認します。
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CSVファイルを入力として,任意の開発環境で加工して活用します。
それぞれのCSVファイルの用途を次に示します。
一覧情報CSV
CSVファイル名と格納されている情報 |
用途 |
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COBOLソースファイル一覧.csv プロジェクトに登録されたCOBOLソースファイルと登録集原文ファイルの一覧 |
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プログラム一覧.csv 解析が成功したCOBOLソースファイルに含まれるプログラムの一覧 |
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セクション一覧.csv プロジェクトのプログラムの手続き部に記述されている節や段落の一覧 |
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ファイル一覧.csv プロジェクトのプログラムで宣言されているファイル名と入出力文情報の一覧 |
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データ項目一覧_プログラム名.csv プログラムで定義されているデータ項目の一覧 |
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不整合引数一覧.csv CALL文によるプログラム呼び出しで引数の個数,受渡方法,データ属性やサイズが一致していない実引数と仮引数の情報の一覧 |
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実行順序リスト.csv プログラムの節見出し,段落見出し,実行文,文の条件指定の実行順序をツリー形式で表現したもの |
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関係情報CSV
CSVファイル名と格納されている情報 |
用途 |
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プログラム呼出関係.csv プログラムごとの,呼び出し元と呼び出し先のプログラムの関係 |
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登録集原文参照関係.csv COBOLソースファイルと登録集原文内で参照する登録集原文の関係の一覧 |
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ファイル参照関係.csv プログラムごとの,プログラム内で使用するファイルの関係の一覧 |
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表DB参照関係.csv プログラムごとの,プログラム内で使用するデータベースの表の参照関係 |
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関連項目