2.6　エラーがあるCOBOLプログラムを修正する

COBOLソース解析のログ情報（解析ログ，操作ログ）のうち，解析ログを参照してCOBOLプログラムを修正する手順です。

COBOLソースファイルの解析時にCOBOL2002のコンパイルエラーが発生すると，解析処理がエラーになります。コンパイルエラーのレベルに応じて，実行結果は解析失敗または解析警告になります。解析ログには，COBOLコンパイラが出力したコンパイルエラー情報が出力されます。

解析ログはタグファイルのため，COBOLエディタで開きます。

作業の手順

次に示す解析ログ（COBOLAnalyzeLog.tag）を選択します。

Windowsの環境変数TEMPで定義されているフォルダ¥COBOLAnalyzeLog.tag

解析ログの情報がCOBOLエディタに表示されます。
解析ログのエラーメッセージをダブルクリックします。

COBOLソースファイルが表示され，該当行にカーソルが移動します。
COBOLエディタで該当する個所を修正します。

この例では，手続き部に「DIVISION.」がないことが警告の原因なので，「DIVISION.」を入力します。上書き保存して，COBOLソースファイルを閉じます。

注意事項

解析ログを表示したあとで，再度COBOLソース解析を実行する場合は，いったん解析ログを閉じてください。解析ログを開いたままCOBOLソース解析を実行すると，解析ログが正しく取得できません。