COBOL2002 操作ガイド


13.1.2 プログラムのコンパイル

カバレージを使用するためには,プログラムのコンパイル時に,コンパイラオプションとして-CVInfコンパイラオプションを必ず指定します。カバレージの機能を使用するために指定するCOBOL2002のコンパイラオプションを次に示します。コンパイラオプションの詳細については,「2.3 コンパイラオプション」を参照してください。

表13‒3 カバレージの機能とコンパイラオプション

カバレージの機能

コンパイラオプション

カバレージを使用する

-CVInf

注意事項
  • リンカオプションに-DEBUGは指定しないでください。指定した場合のカバレージの動作は保証しません。

  • -Optimize,2コンパイラオプションによる最適化の指定をして作成したプログラムでは,文が最適化されることがあり,プログラムの動きを保証できない場合があります。また,中断点で参照できるデータ名が,最適化によって参照できない場合があります。