COBOL2002 操作ガイド


6.4.4 表の編集

〈この項の構成〉

(1) 表の作成

表を作成するには,フォームエディタウィンドウにフォーカスがある必要があります。「REPEAT LINE 〜」形式の表を作成できます。

  1. [作表]メニューから[表作成]を選ぶ。

    次に示すダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

  2. 必要項目を定義し,[OK]ボタンを選ぶ。

    フォームエディタウィンドウに表が作成され,フィールド構成ウィンドウには表項目が作成されます。

(2) 表の選択

フォームエディタウィンドウで表を選択,またはフィールド構成ウィンドウで表項目を選択します。

(a) 単数選択

(i) フォームエディタウィンドウでの操作
  1. 表内の任意の要素をクリックする。

    表全体が選択状態になり,指定した表要素がほかの要素と異なる色で強調され,表要素としての選択状態になります。

(ii) フィールド構成ウィンドウでの操作
  1. 任意の表項目をクリックする。または矢印キーで,任意の表項目にエディットカーソルを移動させる。

(b) 複数選択

(i) フォームエディタウィンドウでの操作
追加選択
  1. [Ctrl]キーを押したまま,任意の表をクリックする。

選択の取り消し
  1. [Ctrl]キーを押したまま,選択状態の表を再度クリックする。

範囲選択
  1. [Shift]キーを押したまま,ドラッグする。

    矩形枠に触れている表,およびフィールドはすべて選択状態になります。

(ii) フィールド構成ウィンドウでの操作
追加選択
  1. [Ctrl]キーを押したまま,任意の表項目をクリックする。

選択の取り消し
  1. [Ctrl]キーを押したまま,選択状態の表項目を再度クリックする。

範囲選択

範囲選択できるのは,すでに選択されている項目と同じ集団項目に属する項目だけです。

  1. 選択する最初の表項目をクリックする。

  2. [Shift]キーを押したまま,選択する最後の表項目をクリックする。または[Shift]+矢印キーで,選択する最後の表項目を選ぶ。

    最初から最後までの,同じ集団項目に属するすべての項目が選択状態になります。

(3) 表のサイズ変更

表のサイズ変更には,表項目の繰り返し数を変更する方法と,表要素長を変更する方法があります。

なお,表中の要素のDOUBLE,WIDE,LONGなどの表示文字サイズは,属性エディタウィンドウで変更します。

(a) 表項目の繰り返し数の変更

繰り返し数は,縦方向(REPEAT LINE)に変更できます。最小の繰り返し数は1であり,最大は画面に収まる範囲までです。

  1. 表の外枠の下罫線を選び,目的のサイズになるまで上下にドラッグする。

  2. マウスのボタンを離す。

    表項目の繰り返し数は変更され,表のサイズが変更されます。

(例)

[図データ]

(b) 表要素長の変更

最小のサイズは,日本語項目では2バイト,その他の項目では1バイトまでで,最大は画面の右端です。

  1. 表中の該当する要素に接する縦罫線を選び,目的のサイズになるまで左右にドラッグする。

  2. マウスのボタンを離す。

    表要素長は変更され,表のサイズが変更されます。

(例)

[図データ]

注意事項

表要素長のサイズ変更では,外枠の上罫線または左罫線を指定できません。

また,サイズを変更する表要素の右側にある表要素は,サイズは変わらないで,カラム番号だけが変更されます。

(4) 表の移動

フォームエディタウィンドウでは,表示位置を移動できます。フィールド構成ウィンドウでは,論理的な階層位置を移動できます。

移動の操作は,「6.4.1 基本的な編集操作」を参照してください。

注意事項

(i) フォームエディタウィンドウでの操作
  • [編集]メニューの[切り取り]および[貼り付け]を使用する場合は,選択状態の表が画面内の任意の位置に貼り付けられます。マウスの操作で目的の位置まで移動させてください。

(ii) フィールド構成ウィンドウでの操作
  • マウスを使用する場合は,移動先に集団項目以外を指定すると,操作は無効になります。また,集団項目を指定する場合は,移動先は指定する集団項目の下になります。

  • [編集]メニューの[切り取り]および[貼り付け]を使用する場合は,移動先は,ビューカーソルがある集団項目の下になります。

(5) 表の複写

表は,フォームエディタウィンドウ,およびフィールド構成ウィンドウで複写します。

複写の操作は,「6.4.1 基本的な編集操作」を参照してください。

注意事項

(i) フォームエディタウィンドウでの操作
  • [編集]メニューの[コピー]および[貼り付け]を使用する場合は,選択状態の表が画面内の任意の位置に貼り付けられます。マウスの操作で目的の位置まで移動させてください。

(ii) フィールド構成ウィンドウでの操作
  • マウスを使用する場合は,移動先に集団項目以外を指定すると,操作は無効になります。また,集団項目を指定する場合は,移動先は指定する集団項目の下になります。

  • [編集]メニューの[コピー]および[貼り付け]を使用する場合は,移動先は,ビューカーソルがある集団項目の下になります。

(6) 表の削除

表は,フォームエディタウィンドウ,およびフィールド構成ウィンドウで削除します。

削除の操作は,「6.4.1 基本的な編集操作」を参照してください。