4.6.2 編集操作
文字列を編集する操作について説明します。
- 〈この項の構成〉
(3) 削除
-
削除したい文字列を選び,[編集]メニューから[削除]を選ぶ。
また,[Delete]キー,または[Back Space]キーを使って,文字列を次のように削除できます。
表4‒10 [Delete]キー,または[Back Space]キーによる,文字列の削除 キー操作
機能
[Back Space]キー
カーソルの左1文字を削除
[Delete]キー
カーソルの右1文字を削除
[Ctrl]+[Back Space]キー
カーソルの左1語を削除
[Ctrl]+[Delete]キー
カーソルの右1語を削除
文字列を指定して[Back Space]キー
指定した文字列を削除
文字列を指定して[Delete]キー
指定した文字列を削除
(6) 標識領域の指定
選択した標識領域にある文字を,指定した文字に置換します。
-
置換したい標識領域の文字列を選択状態にし,[ツール]メニューの[標識領域の指定]から[注記:*][注記:/][継続:−][デバッグ:D][空白: ]のどれかを選ぶ。
標識領域の文字が,指定した文字に置換されます。標識領域にタブ文字,または全角空白文字がある場合,半角空白文字に変換されます。
また,置換したい標識領域の文字列を選択状態にし,右クリックで表示されるポップアップメニューから[標識領域の指定]を選んでも標識領域を指定できます。
(7) 見出し領域の置換
選択した行の見出し領域を,指定した文字に置換します。
-
見出し領域を置換したい行を選択状態にし,[ツール]メニューから[見出し領域の置換]を選ぶ。
見出し領域の文字が,指定した文字に置換されます。
また,見出し領域を置換したい行を選択状態にし,右クリックで表示されるポップアップメニューから[見出し領域の置換]を選んでも見出し領域を置換できます。
なお,置換する文字列は,固定形式ソースダイアログボックスで指定します。詳細は,「4.10.8 COBOLソースの設定」を参照してください。
(8) 大文字に変換/小文字に変換
英文字を大文字,または小文字に変換します。
-
変換したい文字列を選び,[編集]メニューから[大文字に変換]を選ぶ。
選択した文字列に含まれる英文字の部分が大文字に変換されます。
-
変換したい文字列を選び,[編集]メニューから[小文字に変換]を選ぶ。
選択した文字列に含まれる英文字の部分が小文字に変換されます。
(9) インデント
複数の行を選択して,一括してインデントを設定できます。
インデントの設定方法を次に示します。
-
インデントを設定したい行を選ぶ。
複数の行を選択できます。
-
[ツール]メニューから[選択行の右シフト],または[選択行の左シフト]を選ぶ。
タブ幅分だけ行が左右に移動します。
また,[オプション]メニューの[カスタマイズ]を選ぶと表示されるカスタマイズダイアログボックスの[編集]タブを選び,「選択行に対するタブによるインデント」チェックボックスをオンにしておくと,次のキー操作でもインデントを設定できます。
キー操作 |
機能 |
---|---|
[Tab]キー |
選択行の右シフト |
[Shift]+[Tab]キー |
選択行の左シフト |
詳細は,「4.10.1 編集動作の設定」を参照してください。
- 補足事項
-
インデントは,各行の開始位置に半角空白文字が挿入,または削除されることで設定されます。なお,行の開始位置は,固定形式正書法の場合7カラム目,自由形式正書法の場合1カラム目です。