COBOL2002 操作ガイド


4.10.1 編集動作の設定

[編集]タブを選んで表示されるページを次に示します。ここでは,カーソル,およびタブについて設定します。

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 編集タブの説明

(a) カーソルの設定

自動にインデントする

自動的にインデントを揃えたいとき指定します。自動インデントを指定した場合は,新しい行は,前の行と同じカラム位置から始まります。

行末から次行に移動する

カーソルを行末から次の行頭まで移動したいとき指定します。チェックボックスをオンに指定した場合,改行文字より右側の位置にカーソルがあるとき[→]キーを押すと次の行の行頭に,行頭にカーソルがあるとき[←]キーを押すと前の行の行末に,カーソルが移動します。

カーソル移動を記憶する

カーソルの移動を,[元に戻す]による取り消し操作の対象にしたいとき指定します。

(b) タブの設定

タブ幅

タブ幅を入力します。1〜80の値で指定してください。

空白に置換

入力したタブを,空白に変換する場合に指定します。

選択行に対するタブによるインデント

[Tab]キーを使って選択した行にインデントを設定する機能を使用する場合,指定します。インデントの詳細については,「4.6.2 編集操作」の「(9) インデント」を参照してください。

注意事項

VOS3 COBOL85では,ソースファイル中にタブ文字を使用できません。VOS3 COBOL85用のソースファイルを編集する場合,「空白に置換」を必ず指定してください。