COBOL2002 操作ガイド


1.6.4 ファイルの情報の確認

ファイルの更新日時や存在場所,設定したコメントなどの情報は,ファイルのプロパティダイアログボックスで確認できます。ファイルのプロパティダイアログボックスの表示手順を次に示します。

  1. 開発マネージャのツリービューウィンドウで,情報を確認したいファイルを選ぶ。

  2. [ファイル]メニューから[プロパティ]を選ぶ。

    ファイルのプロパティダイアログボックスが表示されます。

次に,ファイルのプロパティダイアログボックスで確認できる内容について,各タブを選ぶと表示されるページごとに説明します。なお,[出力]および[依存]タブのページは,ビルド対象外のファイルの場合,表示されません。

(a) 概要

[図データ]

ファイル名

ファイルの絶対パス名が表示されます。

種別

ファイルの種別が表示されます。

存在場所

ファイルの実体のある場所が表示されます。

  • ローカル

    ローカル(Windows)上にファイルがあります。

作成日時

ファイルを作成した日時が表示されます。

更新日時

ファイルを最後に更新した日時が表示されます。

実体名

何も表示されません。

状態

現在のファイルの状態が表示されます。

  • ローカルに存在

    ファイルは,ローカル(Windows)に格納されているか,ローカルで編集されています。

(b) 出力

[図データ]

ファイル名

選択中のファイルから生成されるファイル(オブジェクトファイルなど)が表示されます。

ファイルを起動するツールが関連づけられている場合,ファイル名をダブルクリックしてファイルを開くことができます。ファイルの種類とツールの関連づけについては,「1.6.3 ファイルを開く」を参照してください。

更新日時

出力ファイルを最後に更新した日時が表示されます。

存在場所

出力ファイルの実体のある場所が表示されます。

  • ローカル

    ローカル(Windows)上にファイルがあります。

実体名

何も表示されません。

(c) 依存

[図データ]

ファイル名

選択中のファイルに依存しているファイル(登録集原文など)が表示されます。

ファイルを起動するツールが関連づけられている場合,ファイル名をダブルクリックしてファイルを開くことができます。ファイルの種類とツールの関連づけについては,「1.6.3 ファイルを開く」を参照してください。

更新日時

依存ファイルを最後に更新した日時が表示されます。

存在場所

依存ファイルの実体のある場所が表示されます。

  • ローカル

    ローカル(Windows)上にファイルがあります。

実体名

何も表示されません。

(d) 関連

[図データ]

ファイル名

選択中のファイルに関連しているファイルが表示されます。COBOL2002 Developer Professionalの単体テスト支援で,該当するソースファイルでテストプロジェクトを作成している場合に,テストプロジェクトファイル名が表示されます。

ファイルを起動するツールが関連づけられている場合,ファイル名をダブルクリックしてファイルを開くことができます。ファイルの種類とツールの関連づけについては,「1.6.3 ファイルを開く」を参照してください。

更新日時

関連ファイルを最後に更新した日時が表示されます。

存在場所

関連ファイルの実体のある場所が表示されます。

  • ローカル

    ローカル(Windows)上にファイルがあります。

実体名

何も表示されません。

(e) コメント

[図データ]

コメント

ファイルに対する説明,注釈などのコメントを設定します。

[コメント]タブからほかのタブにフォーカスを移動させた場合,または[閉じる]ボタンを選んだ場合,入力したコメントが設定されます。コメントは,動作オプション設定ダイアログボックスで,「ツリービューウィンドウに,コメントを表示する」が設定されている場合だけ,ツリービューウィンドウに表示されます。動作オプションの設定方法については,「1.7.1 動作オプションの設定」を参照してください。

コメントは,128バイトまでツリービューウィンドウに表示されます。また,128バイト未満で改行を入力した場合は,改行までの文字が表示されます。