1.6.3 ファイルを開く
開発マネージャに登録されているファイルは,関連づけられた編集ツールで編集できます。ファイルと編集ツールの関連づけは,次のどれかの方法で定義します。
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開発マネージャでの関連づけ
開発マネージャでは,あらかじめ幾つかのファイルと編集ツールの関連づけが定義されています。例えば,画面定義ファイル(.wdf)は画面定義に,ファイル定義ファイル(.flf)はファイル/レコード定義に,それぞれ関連づけられています。
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ファイルの種類の登録による関連づけ
標準では編集ツールが定義されていないファイルについては,ユーザがツールを指定できます。詳細は,「1.7.4 ファイルの種類の登録」を参照してください。
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Windowsでの関連づけ
Windowsでは,ファイルの種類ごとに編集に使用するツールを定義できます。上記1.,2.のどちらにも編集ツールが定義されていないファイルの場合は,Windowsで定義された編集ツールと関連づけられます。
なお,Windowsでのファイルの関連づけについては,Windowsのマニュアルを参照してください。
1.〜3.のどれかの方法で関連づけを指定していないファイルの種類は,開発マネージャから編集できません。また,3.の方法でファイルの種類が登録されている場合,ファイルをプロジェクトに仮定して登録したとき(ファイルの実体がないとき),開発マネージャから編集できません。
次に,開発マネージャからファイルを開く方法について説明します。
(1) ツリービューウィンドウに表示されているファイルを開く
ツリービューウィンドウに表示されているファイルは,次のどれかの方法で開きます。
(b) マウスのダブルクリックによる方法
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開発マネージャのツリービューウィンドウで,開きたいファイルをダブルクリックする。
ツールが起動され,指定したファイルが開かれます。
(c) マウスの右クリックメニューによる方法
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開発マネージャのツリービューウィンドウで,開きたいファイルを右クリックして,表示されるメニューから[開く]を選ぶ。
ツールが起動され,指定したファイルが開かれます。
(2) 出力先ファイルを開く
ファイル定義ファイル,画面定義ファイルなどの定義ファイルから出力されたCOBOLソースファイルを直接開いて編集できます。編集方法を次に示します。
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開発マネージャのツリービューウィンドウで定義ファイルを選び,[ファイル]メニューから[出力ファイルの編集]を選ぶ。
ツールが起動され,選択した定義ファイルの出力ファイルが開かれます。
(3) プロパティダイアログボックスからファイルを開く
プロジェクトのプロパティダイアログボックス,またはファイルのプロパティダイアログボックスから,出力ファイル,依存ファイルなどに指定されているファイルを開きます。ここでは例として,ファイルのプロパティダイアログボックスから,ファイルに関連づけられた登録集原文を開く方法を示します。
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開発マネージャのツリービューウィンドウで,登録集原文が関連づけられたソースファイルを選ぶ。
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[ファイル]メニューから[プロパティ]を選ぶ。
ファイルのプロパティダイアログボックスが表示されます。
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[依存]タブを選ぶ。
依存タブのページが表示されます。ページのファイル名の欄には,ソースファイルに関連づけられている登録集原文のファイル名が表示されます。
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登録集原文のファイル名をダブルクリックする。
COBOLエディタが起動し,登録集原文ファイルが開かれます。