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Hitachi IT System Configuration Manager 解説


2.4.4 ISCMのサービス実行ユーザ設定

csdsetupコマンドでセットアップが完了したら,Hitachi IT System Configuration Manager - Managerサービスを実行するユーザアカウントを設定します。上書きセットアップの場合でも再設定が必要です。

設定手順を次に示します。

  1. Windowsの「スタート」ボタン→「管理ツール」→「サービス」を選択して「サービス」ウィンドウを表示します。

  2. 「サービス」ウィンドウでHitachi IT System Configuration Manager - Managerサービスを右クリックし,「プロパティ(R)」を選択して「プロパティ」ウィンドウを表示します。

  3. 「プロパティ」ウィンドウの「ログオン」タブを表示して,「アカウント(T)」を選択します。

  4. 「アカウント(T)」,「パスワード(P)」,「パスワードの確認入力(C)」の入力欄にAdministratorsグループに所属するユーザのユーザ名とパスワードを入力します。

必ずAdministratorsグループに所属するユーザを設定してください。Administratorsグループに所属していないユーザを設定した場合,Hitachi IT System Configuration Manager - Managerサービスの起動時にKFUD21118-Eメッセージを出力して失敗します。

また,設定を行わずにローカルシステムアカウント(SYSTEM)でHitachi IT System Configuration Manager - Managerサービスを起動した場合,同一サーバ上のJP1/ITRMに対してコマンドプロンプトなどから実行したJP1/ITRMのコマンドがKNAR81210-Eメッセージを出力して失敗する場合があります。