文書のコンテンツをダウンロードします。

形式1では，レンディションタイプを指定した文書のコンテンツを，指定したローカルファイルにダウンロードします。リファレンスファイル文書に対しては実行できません。リファレンスファイル文書に対して実行した場合は，DbjException例外がスローされます。形式2では，リファレンスファイル文書のコンテンツを指定したパスにダウンロードします。リファレンスファイル文書に対してだけ実行できます。リファレンスファイル文書以外にこのメソッドを実行した場合はDbjContentTypeMismatchException例外がスローされます。形式3では，指定したレンディションタイプの文書のコンテンツを一時ディレクトリ下の一時ファイルにダウンロードします。DbjContentInfo#getInputStreamの呼び出しにより入力ストリームで取得することができます。リファレンスファイル文書に対しても実行できます。形式3を使用する場合，文書空間構成定義ファイルのTempDirectoryプロパティを指定してください。指定されたディレクトリ下に一時ファイルを作成します。作成した一時ファイルは，DbjContentInfo#close()メソッド実行時またはDbjSession#logout()メソッド実行時に削除されます。

(a)　形式1

DbjContentInfo downloadContents(
     String     renditionType,
     String     filePath
)

(b)　形式2

DbjReferenceContentInfo downloadContents(
     String                     renditionType,
     DbjReferencePathInfo       pathInfo
)

(c)　形式3

DbjContentInfo downloadContents(
     String     renditionType,
)
 

renditionType（入力）

レンディションタイプを指定します。nullを指定するとマスタレンディションが仮定されます。

filePath（入力）

ダウンロード先のパス名（ローカルファイル，およびファイル名を含みます）を指定します。nullを指定すると例外がスローされます。

pathInfo（入力）

ダウンロード先の情報を指定します。nullを指定すると例外がスローされます。

形式1，形式3の場合

コンテンツ情報（DbjContentInfoインターフェース）

形式2の場合

リファレンスファイル機能用のコンテンツ情報（DbjReferenceContentInfoインタフェース）

DbjAccessControlException

アクセス権エラーの場合

DbjDBException

DBエラーの場合

DbjException

DocumentBrokerクラスライブラリ固有のエラーの場合

DbjIllegalObjectTypeException

指定オブジェクト種別が不適切の場合

DbjIOException

DocumentBrokerクラスライブラリ固有のIOエラーの場合

DbjNotCheckOutException

チェックアウトされていないオブジェクトに対して仮のバージョン識別子が指定された場合

DbjObjectNotFoundException

指定オブジェクトが存在しなかった場合

DbjRenditionNotFoundException

指定レンディションが存在しなかった場合

DbjSessionNotConnectException

セッションが接続されていなかった場合

DbjContentTypeMismatchException

このメソッドでは操作できないコンテントを対象に実行した場合

DbjFileReferenceOperationFailedException

リファレンスファイル機能を使用するサーバのコンテント操作においてエラーが発生した場合

DbjTargetContentPathNotSetException

リファレンスファイル機能において相対パスのベースとなるパスが設定されていない場合

DbjContentNotRegisteredException

コンテンツが登録されていない場合

NullPointerException

引数filePathまたは引数pathInfoがnullの場合