11.5.4 Asset Console操作時のトラブル
Asset Consoleにログインしたあとの操作中に想定されるトラブルと、その主な要因および対処を次に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) 操作画面から[CSV]ボタン、または[PDF]ボタンをクリックしても、何も出力されない
次に示す要因が考えられます。
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Microsoft Internet Information Servicesのロックダウンツールを適用した際、中間ファイルを作成するフォルダへのアクセス権が変更されている。
<資産管理サーバの仮想ディレクトリ>\csvのアクセス権の設定を確認して、「Web Anonymous Users」に「書き込み」権限を与える設定にしてください。資産管理サーバの仮想ディレクトリは、デフォルトでは<Asset Consoleのインストール先フォルダ>\wwwrootです。
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Windows Server 2012、Windows Server 2008またはWindows Server 2003の場合、ダウンロードするファイルの拡張子が、MIME登録されていない。
ダウンロードするファイルの拡張子をMIME登録してください。
(2) 業務メニュー「ログ一覧」からファイル名のアンカーをクリックしても、何も出力されない
Windows Server 2012、Windows Server 2008またはWindows Server 2003の場合、拡張子「.log」がMIME登録されていない可能性があります。再度、Microsoft Internet Information Servicesに、Asset Consoleの仮想ディレクトリを設定してください。仮想ディレクトリの設定方法については、「5.6 仮想ディレクトリの設定」を参照してください。
(3) ログ一覧業務で、ファイルのダウンロード内容が空になったり、新規ファイルとして空のファイルが表示されたりする
Internet Explorerのキャッシュをクリアしてから、ファイルをダウンロードしたり、ファイルダウンロード時にファイルを開いたりした場合、ファイルのダウンロード内容が空になったり、新規ファイルとして空のファイルが表示されることがあります。この場合は、いったんAsset Consoleからログアウトして、別のブラウザを起動し、再度ログインしてから、ファイルをダウンロードしてください。
(4) 画面に何も表示されない
ネットワーク障害などによってサーバからの応答がない状態となっているおそれがあります。Webブラウザをいったん閉じて再度ログインしてください。