Hitachi

JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 2 配布機能 運用ガイド


3.4.3 エージェントでのレジストリの設定

エージェントがインストールされているPCがWindows Server 2003の場合、コマンド処理中にWindowsをログオフしても、dcmpackコマンドの処理を継続できるようになります。

Windowsをログオフしてもdcmpackコマンドの処理を継続させるには、レジストリキー「SOFTWARE\Wow6432Node\Hitachi\JP1/IT Desktop Management - Agent\DMP」に、次に示すレジストリ値を作成してください。なお、OSが32ビット版の場合は、レジストリキー「SOFTWARE\HITACHI\JP1/IT Desktop Management - Agent\DMP」に、レジストリ値を作成してください。

名前

CmdLogoffContinue

種類

REG_SZ

データ

YES

注意事項
  • Windowsをログオフしても、コマンド処理を継続したい場合は、サービスからコマンドを実行してください。コマンドをサービス以外の方法で実行した場合、レジストリを設定していても、Windowsをログオフするとコマンド処理は継続されません。

  • エージェントがインストールされているPCのOSがWindows Server 2003以外の場合は、レジストリの設定に関係なく、サービスから実行したコマンドであれば、Windowsをログオフしてもコマンド処理は継続されます。

  • 同じPCにJP1/IT Desktop Management 2 - ManagerおよびJP1/IT Desktop Management 2 - Agentがインストールされていて、dcmpack.exe(パッケージングの実行)の処理を、Windowsをログオフしても継続させたい場合は、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerのレジストリを設定してください。

  • レジストリでの設定と、コマンドの引数「/LC」での指定の組み合わせで、動作が異なります。詳細については、「13.20 レジストリ設定とログオフオプションによるログオフ時のコマンドの動作」を参照してください。