JP1/NETM/Network Monitor - Manager

[目次][索引][前へ][次へ]

14.1 操作手順一覧

操作手順は,以下の通りです。

<操作手順一覧>

No 項目 操作内容
1 Webブラウザから集中監視サーバへ接続 14.4 集中監視サーバへの接続」を参照してください。
2 監視対象ネットワークの登録 14.5 監視対象ネットワークの登録」を参照してください。監視対象ネットワークの登録は必須です。統合管理ツール(JP1/NETM/Network Monitor - Manager)を使用する場合,統合管理ツールからも登録可能です。
3 監視ネットワークの一覧と監視画面の表示 14.6 ネットワーク一覧の表示」を参照してください。
4 監視処理の起動 14.19 その他」の「監視処理の起動」をチェックして,「実行」ボタンクリックすると監視処理が手動にて起動できます。
5 監視の設定 14.13 環境設定」で下記を設定してください。
以下の(1)の設定は,必須です。
(1) 検出モードで「不正機器を検出しない」選択する。
次の(2),(3),(4)は,必要に応じて設定してください。
(2) 監視情報で「ARP情報」を「収集する」にチェックしてください。
スイッチ情報で設定したスイッチ,ルータのMIB情報を収集し,IPアドレスとMACアドレスの対応付けて接続機器一覧に表示します。
(3) トラップ情報(独自)で,「送信先IPアドレス」
および「送信先ポート番号」を設定してください。
(4) トラップ情報(SNMP)で,「送信先IPアドレス」
および「コミュニティ名」を設定してください。
その他の設定は「14.13 環境設定」を参照してください。
検出モードを変更した場合には,「変更&監視処理起動」をチェックして「更新」ボタンをクリックし,設定変更後に監視処理を起動します(すでに監視処理が起動されていると,再起動)。その他の項目を変更した場合,「変更&再読込み」をチェックして「更新」ボタンをクリックし,設定を変更します。
6 スイッチ情報の登録 14.11 スイッチ情報の登録」を参照してください。
スイッチ情報には,監視するネットワークのデフォルトゲートウェイとなっているルータのSNMP管理ポートのアドレスを設定してください。その他にもスイッチがあれば,追加設定します。
スイッチを定義するためのメニューは,「環境設定」メニューの「監視情報」のARP情報が「収集する」に設定されている,または「不正機器特定情報」の位置特定が「行う」に設定されている場合に表示されます。
JP1/NETM/Network Monitorが認識しているスイッチの情報は「その他」メニューのスイッチ情報から確認することができます。
7 ネットワーク接続の許可・拒否の設定 14.2 許可機器の登録」を参照してください。
8 検出モードの変更 14.13 環境設定」で下記を設定してください
検出モードで「不正機器を検出する」に変更します。
「変更&再読込み」をチェックして「更新」ボタンをクリックすると,設定を変更します。設定が変更されると,許可機器一覧に登録されていない機器は不正と表示され,ログやトラップにメッセージが出力されます。
9 接続機器の確認 14.7 接続機器一覧の表示」により,現在ネットワークに接続している機器の一覧が表示されます。
10 拒否機器の確認 14.8 拒否機器一覧の表示」により,現在ネットワークへの接続が許可されていない機器の一覧が表示されます。
11 許可・固定機器の設定の参照 14.9 許可機器一覧の表示」「14.10 固定機器一覧の表示」により,現在の許可機器の一覧,固定機器の一覧が表示されます。
12 スイッチ情報の参照 14.11 スイッチ情報の登録」または,「14.19 その他」により,現在のスイッチ情報の一覧が表示されます。
「UNKNOWN」と表示されているものがあれば,定義が誤っている可能性がありますので,スイッチ一覧の定義情報を見直してください。
13 ログの確認 14.12 ログ表示」で,不正機器の検出などのログが表示されます。
14 不正接続統計情報の参照 14.19 その他」を参照してください。不正接続を検出した回数を日,週,月単位に表示します。
15 バージョン情報の確認 14.19 その他」を参照してください。