その他

JP1/NETM/Network Monitor - Detectorのバージョン情報の表示，JP1/NETM/Network Monitor - Detector の起動／停止，および状態の表示がブラウザ上から行えます。また，監視対象ネットワークに接続された不正機器の統計情報や登録されているスイッチの情報表示をおこなうことができます。

各種情報の「スイッチ情報」は，環境設定「監視情報」の「ARP情報」が「収集する」，または，「不正機器特定情報」の位置特定が「行う」に設定されている時に表示されます。

図14-26　その他画面

[図データ]

注※1: No.3「起動／停止」にある「ログ表示」は，メニューの「ログ表示」とは異なり，開発元がトラブル解析に使用するための情報ですので，通常の運用で参照する必要はありません。

JP1/NETM/Network Monitor - Detector の起動・停止
起動／停止の「監視処理の状態表示」を実行した場合は，下記のように表示されます。

起動／停止の「監視処理の起動」を実行した場合は，下記のように表示されます
不正接続状態表示
不正接続状態は，日，週，月単位に不正な機器（未登録の機器）が何回ネットワークに接続されたかを表示します。この数字は，不正な機器の台数ではありませんので注意してください。不正な機器が何台接続されているかは，拒否機器一覧を参照してください。
不正接続状態を表示した当日は太字で表示します。当日より後に表示されている情報は過去の情報になります。例えば，当日が水曜日であった場合，木曜日から土曜日の情報はその前の週の情報になります。

図14-27　不正接続状態表示画面

スイッチ情報表示

図14-28　スイッチ情報表示画面

[図データ]

スイッチ情報は以下のように表示されます。

No	種別	意味
1	SW	スイッチ
2	RP	リピータ
3	OTHER	MIBをサポートする機器（SW,RP以外）
4	UNKOWN	指定されたIPアドレスが見つからないか，スイッチの定義情報が誤っている。 MACアドレスは0で表示されます。

SW,RP,OTHERの機器は，JP1/NETM/Network Monitor - DetectorがMIBを収集する機器と認識したものです。

監視除外IPアドレス
JP1/NETM/Network Monitor - Detectorの監視から除外したいIPアドレスの登録ができます。最大1024個のIPアドレスが登録できます。監視から除外したIPアドレスを持つ機器は，情報収集を行わないため，接続機器一覧や拒否機器一覧には表示されません。
なお，本機能を使用するためには監視画面のカスタマイズを行い，監視除外IPアドレス登録画面を有効にしてください。詳細は，「14.18　監視画面のカスタマイズ」を参照してください。