ネットワーク制御連携機能を動作させるために必要な設定は,下記があります。
- ネットワーク一覧
- ネットワーク制御連携情報(セキュリティ管理)
- 固定機器一覧
ネットワーク一覧,ネットワーク制御連携情報は「4.9 各種情報の編集(3)ネットワーク制御連携情報」を参照し,固定機器一覧は「4.6 アップロード」を参照して設定してください。
また,ネットワーク一覧は,「4.15 監視ネットワークに対する各種制御」のネットマスクの取得を実行して,正しく設定されていることを確認してください。
JP1管理されているクライアントPCは,JP1が自動的に許可機器一覧に登録,アップロードを行いますが,ルータ・プリンタなどのJP1で管理されていない機器は,固定機器一覧として,手動で登録・アップロードする必要があります。
また,JP1/NETM/DMによる許可機器一覧の配信を行う場合には,下記を行ってください。デフォルトの配信手段(HTTP)による配信を行う場合には,下記手順を行う必要はありません。
- 監視装置に,JP1/NETM/DM SubManagerまたはClientをインストールします。
手順の詳細は,マニュアル「JP1 Version 10 JP1/NETM/DM 構築ガイド(Windows(R)用)」を参照してください。
なお,Linux版の場合,自動起動の設定(S xxjp1netmdmw)は,JP1/NETM/Network Monitorの(S60nxnetmonitor)より後に起動するように,起動順xxは,60より大きい値に指定ください。
- 統合管理装置に,JP1/NETM/DM Managerをインストールします。
手順の詳細は,マニュアル「JP1 Version 10 JP1/NETM/DM 構築ガイド(Windows(R)用)」を参照してください。
- ネットワーク制御連携情報(配布管理)を設定します。
「4.9 各種情報の編集(3)ネットワーク制御連携情報」を参照してください。
- 配布管理システムにて,配布先の宛先グループを作成します。
手順の詳細は,マニュアル「JP1 Version 10 JP1/NETM/DM 構築ガイド(Windows(R)用)」を参照してください。
作成する宛先グループは,
- Windows版の監視装置だけ使用する場合
→3.で指定した名称のWindows版監視装置をまとめた宛先グループ
- Linux版の監視装置だけ使用する場合
→3.で指定した名称のLinux版監視装置をまとめた宛先グループ
- Windows版の監視装置とLinux版の監視装置を使用する場合
→3.で指定した名称のWindows版監視装置をまとめた宛先グループとLinux版の監視装置をまとめた宛先グループ
を作成します。
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