付録B.2 JP1/Audit Management - Managerで使用するポート番号の変更方法
デフォルトのポート番号がすでに使用されている場合など,JP1/Audit Management - Managerで使用するポート番号を変更したい場合は,次に示す手順を実施します。デフォルトのポート番号については「付録B.1 JP1/Audit Management - Managerのポート番号」を参照してください。
(1) 監査ログ管理サーバで使用するポート番号の変更方法
監査ログ管理サーバで使用する各ポート番号の変更方法について説明します。
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組み込みデータベースのポート番号
データベースのセットアップ時に,データベースマネージャの[データベースの基本設定]画面で,重複しないポート番号に変更します。
[データベースの基本設定]画面の設定については「5.5.7 監査ログ管理サーバのデータベースをセットアップする」を参照してください。
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JP1/NETM/Audit - Manager Defineサービスのポート番号
servicesファイルで定義されているJP1/NETM/Audit - Manager Defineサービス(auditd_monsrv)のポート番号を,重複しないポート番号に変更します。servicesファイルの変更方法については「5.5.2 servicesファイルを確認する」を参照してください。
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JP1/NETM/Audit - Manager Convertサービスのポート番号
servicesファイルで定義されているJP1/NETM/Audit - Manager Convertサービス(audita_admsrv)のポート番号を,重複しないポート番号に変更します。servicesファイルの変更方法については「5.5.2 servicesファイルを確認する」を参照してください。
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監査ログ管理画面のポート番号
IISマネージャの設定で,重複しないポート番号に変更します。
(2) 監査ログ収集対象サーバで使用するポート番号の変更方法
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監査ログ専用イベントデータベースのポート番号
JP1/Baseのイベントサーバ設定ファイル(conf)で定義されている監査ログ専用イベントサーバの転送用ポート番号およびAP用ポート番号を,重複しないポート番号に変更します。
ポート番号の変更方法の詳細については「5.4.2(3) 監査ログ専用イベントサーバの環境情報を変更する」を参照してください。