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JP1 Version 10 JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド


付録B.3 ファイアウォールの通過方向

JP1/Audit Management - Managerは,パケットフィルタリング型のファイアウォールとNAT型(スタティックモード)のアドレス変換に対応しています。

ファイアウォールの通過方向について,次の表に示します。この表のポート番号は,JP1/Audit Management - Managerを動作させるのに必要なポート番号を示しています。このため,JP1/Audit Management - Managerを動作させるためにJP1/Baseで使用するポート番号も含みます。JP1/Baseで使用するポート番号の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。

表B‒3 ファイアウォールの通過方向

項番

サービス名

ポート番号/プロトコル

通過方向

1

jp1imevt

20098/tcp

監査ログ収集対象サーバ

→監査ログ管理サーバ

2

jp1imevtapi

20099/tcp

監査ログ管理サーバ

→監査ログ管理サーバ

3

jp1bsplugin

20306/tcp

監査ログ管理サーバ

→監査ログ収集対象サーバ

4

jp1bsuser

20240/tcp

監査ログ管理サーバ

→認証サーバ(JP1/Base)

5

24101/tcp

監査ログ収集対象サーバ

→監査ログ収集対象サーバ

6

24102/tcp

監査ログ管理サーバ

→監査ログ収集対象サーバ

7

auditd_monsrv

24105/tcp

監査ログ管理サーバ

→監査ログ管理サーバ

8

audita_admsrv

24106/tcp

監査ログ管理サーバ

→監査ログ管理サーバ

9

http

80/tcp

Webクライアント

→監査ログ管理サーバ

(凡例)

−:なし

→:ファイアウォールの通過方向

  • ここで示すポート番号を使用してコネクションを確立する場合,確立されたセッションへの返信は,ANYを必ず通すようにファイアウォールを設定してください。

  • ファイアウォールサーバとなるマシンにJP1/Audit Management - Managerをインストールする場合でも,ファイアウォールの対象となることがあります。このため,同一マシン内でも通信できるように設定してください。