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JP1 Version 10 JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド


11.4 監査ログ集計画面

監査ログ集計画面は,監査ログを集計するときに使います。監査ログ集計画面の各部の名称と使い方を説明します。

図11‒5 監査ログ集計画面の各部の名称

[図データ]

集計条件

監査ログを集計するための条件を指定します。詳細については「7.4.2 監査ログの集計条件項目」を参照してください。

集計条件の項目は必要に応じて非表示にしたり,並べ替えたりできます。詳細については「7.7.2(3) 監査ログ集計画面の表示設定項目」を参照してください。

カレンダーボタン

カレンダーを使って,日付を指定できます。カレンダーボタンをクリックすると,カレンダーが表示されます。カレンダーを使った日付の指定方法については「11.3 監査ログ検索画面」の「カレンダーボタン」を参照してください。

集計操作ボタン

監査ログの集計を実行するボタンについて説明します。

「表示件数」

監査ログの集計結果一覧の1ページに表示されるレコード数を,1〜200の半角数字で入力します。ほかの画面に移動した場合,指定した値は保持されません。また,[保存]ボタンをクリックすると,表示件数は集計パターン名と合わせて保存されます。

デフォルト値は,表示設定画面の「レコード数/ページ」で指定している値です。

集計パターン名

集計パターンとは,保存した集計条件のことです。作成した集計パターンは,プルダウンメニューに一覧表示されます。ここで集計パターンを選択し,保存した集計条件を呼び出して集計できます。集計条件を保存する方法については「7.4.5 監査ログ集計パターンの編集」を参照してください。

集計パターン操作ボタン

集計パターンを利用するためのボタンについて説明します。

  • [適用]ボタン

    集計パターンを適用して,保存した集計条件を呼び出します。集計パターンを適用する方法については「7.4.1(2) 集計パターンを利用する」を参照してください。

  • [保存]ボタン

    指定した集計条件を集計パターンとして保存します。同じ業務メニュー内の既存のフォルダと同じ名称を指定することはできません。

    既存の集計パターンと同じ名称を指定した場合,内容が上書きされます。新規の集計パターン名を指定した場合,パターン保存画面が表示されます。集計条件を保存する方法については「7.4.5 監査ログ集計パターンの編集」を参照してください。

  • [削除]ボタン

    集計パターンを削除します。集計パターンを削除する方法については「7.4.5(3) 集計パターンを削除する」を参照してください。

    注意事項

    作成した集計パターンを統計パターンとして設定している場合,集計パターンの集計条件を変更して保存すると,統計パターンも連動して変更されます。統計パターンが変更されると,変更前の統計パターンを基にした統計結果を正しく出力できないことがあります。この場合,統計情報を生成し直してください。

    また,集計パターンを削除した場合,連動して統計パターンも「統計パターン」から削除されます。統計パターンが削除されると,削除した統計パターンを基にした統計結果を出力できなくなります。統計パターンについては「7.5.4 監査ログ統計パターンの設定」を参照してください。

集計結果一覧

集計条件と一致する監査ログが一覧で表示されます。項目のヘッダーをクリックすると,一覧を昇順または降順にソートできます。デフォルトでは,「集計件数」で降順にソートされます。

集計結果の見方については「7.4.3 監査ログ集計結果の確認」を参照してください。

選択チェックボックス

集計結果グラフ表示画面で表示する集計結果を選択します。選択する集計結果の選択チェックボックスにチェックを入れてください。デフォルトではすべての集計結果がチェックされています。

グラフ表示操作ボタン

集計結果をグラフ表示するためのボタンについて説明します。

  • [グラフ表示]ボタン

    監査ログの集計結果グラフ表示画面が表示されます。集計一覧表示で選択されている監査ログ集計結果のグラフが表示されます。集計結果グラフ表示画面については「11.9 集計結果グラフ表示画面」を参照してください。

  • [全選択]ボタン

    現在表示しているページのすべての選択チェックボックスにチェックが入り,選択されます。

  • [全解除]

    現在表示しているページのすべての選択チェックボックスのチェックが外されます。

表示結果

現在のページに表示されているレコード番号が,「先頭のレコード番号 - 末尾のレコード番号)/レコード総数」で表示されています。

ページ遷移

集計結果が複数ページにわたる場合は,ページリンクをクリックしてほかのページを表示します。また,ページ番号を指定して,指定したページを表示することもできます。

ページ遷移の方法については「11.3 監査ログ検索画面」の「ページ遷移」を参照してください。