10.1.9 データベースのデータ移行
監査ログのデータやバックアップ実行履歴など,データベースに格納されているすべてのデータを,データベースのCSVバックアップおよびデータベースのCSVリストアをすることによって移行できます。マシンのリプレースなどで別のサーバにデータを移行したいときに実施してください。
移行先のサーバが異なるホスト名である場合やJP1/Audit Management - Managerのインストール先フォルダを設定している場合でも,データを移行できます。
ただし,移行元サーバと移行先サーバのJP1/Audit Management - Managerのバージョンは一致している必要があります。
ここでは,データの移行元のサーバを「移行元サーバ」,データの移行先のサーバを「移行先サーバ」と呼びます。
- 参考
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「データベースのバックアップ」および「データベースのリストア」では,バックアップ時と同じ環境条件でのリストアしかできないため,別のサーバへデータを移行するときには利用できません。
データベースのデータ移行の手順を次に示します。
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移行元サーバで,データベースのCSVバックアップを実行する。
データベースのCSVバックアップ方法については「10.1.7 データベースのCSVバックアップ」を参照してください。
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移行先サーバで,JP1/Audit Management - Managerをインストールする。
JP1/Audit Management - Managerのインストール方法については「5.2.4 JP1/Audit Management - Managerを新規インストールする」を参照してください。
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移行先サーバで,データベースのセットアップをする。
データベースのセットアップをするときに,移行先サーバのデータベース容量は移行元サーバのデータベース容量と同じまたはそれ以上に設定してください。移行元サーバよりもデータベース容量が小さい場合,データが入りきらないことがあります。
データベースのセットアップについては「5.5.7 監査ログ管理サーバのデータベースをセットアップする」を参照してください。
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移行先サーバで,データベースのCSVリストアを実行する。
データベースのCSVリストアについては「10.1.8 データベースのCSVリストア」を参照してください。