10.1.8 データベースのCSVリストア
データベースのCSVバックアップで取得したCSVバックアップファイルから,データベースを復元(CSVリストア)します。
CSVリストアの対象となるサーバは,次の条件を満たしている必要があります。
-
バックアップを取得したサーバとJP1/Audit Management - Managerのバージョンが同じ
-
データベースのセットアップが完了している
- 注意事項
-
CSVバックアップのデータ内容が改ざんされている場合は,リストアできないことがあります。
データベースのCSVリストアは,次のどちらかの方法で実施します。
-
データベースマネージャを使用する方法
-
コマンドを使用する方法
ここでは,データベースマネージャからデータベースのCSVリストアを実行する方法を説明します。コマンドからCSVリストアする方法については「12. コマンド」の「admdbimport(データベースのCSVリストア)」を参照してください。
-
[データベースマネージャ]ダイアログで,「データベースのCSVリストア」を選択して,[次へ]ボタンをクリックする。
[データベースのパスワード確認]画面が表示されます。[データベースのパスワード確認]画面については,図10-3を参照してください。
-
データベースのパスワードを入力して,[次へ]ボタンをクリックする。
次の図に示す[データベースのCSVリストア設定]画面が表示されます。
図10‒8 [データベースのCSVリストア設定]画面 -
CSVバックアップフォルダ名を指定する。
「バックアップフォルダ名」に,CSVバックアップファイルが格納されているフォルダ名をフルパスで入力します。[...]ボタンをクリックすると,フォルダを参照するダイアログからフォルダ名を指定できます。
デフォルトのCSVバックアップフォルダのパスを次に示します。
JP1/Audit Management - Managerのインストール先フォルダ\db\export
-
[次へ]ボタンをクリックする。
[データベースのCSVリストア実行]画面ダイアログが表示されます。
-
[実行]ボタンをクリックする。
データベースのCSVバックアップがリストアされます。CSVリストアが完了すると,CSVリストアが完了したことを示すメッセージが表示されます。
なお,リストアの実行時間は,データベースの容量とリストアするCSVバックアップファイルのデータ量に比例します。
-
[OK]ボタンをクリックする。
[データベースマネージャ]ダイアログが閉じます。
必要に応じて,コントロールパネルの「管理ツール」から「サービス」を開いて,JP1/Audit Management - Managerのサービスを開始します。開始するサービスの詳細は「5.7.1 監査ログ管理サーバを開始する」を参照してください。