7.5 サイトサーバを別の管理用サーバに接続する手順
システムの統合や管轄範囲の変更などの事情によって、次に示す状況が発生した場合に必要な操作について説明します。
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あるシステムで使用していたサイトサーバの接続先を、別のシステムの管理用サーバに変更する場合
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あるシステムで使用していたサイトサーバの接続先を、新規に構築した管理用サーバ※に変更する場合
注※ リプレースした(元のシステムの管理用サーバからバックアップしたデータでデータベースをリストアした)管理用サーバは含みません。
サイトサーバに格納されている操作ログのデータについて、移動先のシステムに引き継ぐか、削除して新しいサイトサーバとして利用するかで途中の操作が異なります。
サイトサーバを別の管理用サーバに接続するには:
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対象のサイトサーバの接続先を変更します。
サイトサーバの接続先は、エージェントのセットアップで変更できます。Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management - Agent]−[管理者ツール]−[セットアップ]を選択し、表示されるセットアップ画面の[接続する管理用サーバ]で管理用サーバのIPアドレスを変更してください。
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エージェントにパスワード保護が設定されている場合、エージェントのセットアップ起動時にパスワードの入力画面が表示されます。
- ポイント
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接続先を変更したいサイトサーバの台数が多い場合は、移動元のシステムに、接続先の管理用サーバを変更したエージェント設定を追加し、対象のコンピュータに割り当てる方法もあります。
操作ログのデータを移動先に引き継がない場合は手順3.に進んでください。
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格納されている操作ログのデータを移動先に引き継ぐ場合は、操作ログのインデックス情報を管理用サーバに通知します。
対象のサイトサーバでrecreatelogdbコマンドを、引数「-node」を指定して実行してください。
この場合、コマンドの実行後、手順4.に進んでください。
- ポイント
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コマンドの実行に失敗した場合は、エージェント設定の[管理用サーバからの情報取得の間隔]に設定されている時間(デフォルトは30分)が経過してから再実行してください。
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操作ログのデータを引き継がない場合は、サイトサーバのデータベースを初期化して、操作ログのデータを削除します。
Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management - Remote Site Server]−[セットアップ]を選択し、表示されるセットアップ画面で[サーバの再構築]を選択して実行してください。セットアップの完了を示すダイアログでは、[再構築したサーバのデータベースに操作ログの情報を格納する]のチェックを外してください。
また、操作ログのデータフォルダ下のすべてのファイル、フォルダを削除してください。
操作ログのデータフォルダは、サイトサーバのセットアップで[操作ログのデータフォルダ]に指定しているフォルダです。
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サイトサーバのサービスを停止し、格納されている配布用のデータを削除します。
対象のサイトサーバで、サイトサーバのサービス(JP1_ITDM_Remote Site Service)を停止してください。
また、次に示すフォルダ下のすべてのファイル、フォルダを削除して、サイトサーバのサービスを開始してください。
データフォルダ¥AGC¥CDS
データフォルダは、サイトサーバのセットアップで[データフォルダ]に指定しているフォルダです。
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移動先のシステムで、サーバ構成を変更します。
設定画面([サーバ構成]−[サーバ構成の管理])で、環境に合わせてサイトサーバのグループ設定や、サーバ構成の設定を変更してください。必要に応じて、移動元のシステムでも変更してください。
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接続先を変更したサイトサーバが、移動先のシステムの[サイトサーバグループの編集]ダイアログに表示されない場合は、対象のコンピュータがネットワークに接続されていることを確認した上で、しばらくお待ちください。
サイトサーバの接続先が変更され、移動先のシステムで利用できるようになります。
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