7.4 サイトサーバをリプレースする手順
サイトサーバのリプレースとは、現在サイトサーバプログラムがインストールされているコンピュータのサイトサーバとしての機能を、別のコンピュータに移し替えることです。リプレース後のコンピュータでは、サイトサーバを新規に構築する操作に加えて、リプレース前のサイトサーバから操作ログのデータを移行する操作が必要です。
- 注意事項
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リプレース後のコンピュータにインストールするサイトサーバプログラムは、リプレース前と製品のバージョン情報の上4けた(例えば、製品バージョンが09-50-01の場合は「09-50」部分)が一致している必要があります。
- 注意事項
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サイトサーバのリプレース時にサイトサーバプログラムのバージョンアップはできません。リプレース完了後にバージョンアップするか、バージョンアップ後にリプレースしてください。
サイトサーバをリプレースするには:
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リプレース前のサイトサーバで、サイトサーバのサービス(JP1_ITDM_Remote Site Service)を停止します。
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リプレース後のコンピュータに、リプレース前のサイトサーバから操作ログのデータを手動でコピーします。
リプレース前とリプレース後の各サイトサーバで、操作ログのデータフォルダ以下のフォルダ構成が同じになるようにコピーしてください。操作ログのデータフォルダとは、各サイトサーバのセットアップで[操作ログのデータフォルダ]に指定しているフォルダです。
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ここでコピーする操作ログのデータ数が多いほど、手順6.で実施するインデックス情報の再作成に時間が掛かります。コピーの際に、必要なデータだけに絞っておくことをお勧めします。
- ポイント
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配布機能の中継に使用するデータについては、手動でのコピーは不要です。管理用サーバから自動的にダウンロードされます。
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リプレース後のコンピュータにエージェントを導入します。
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リプレース後のコンピュータにサイトサーバプログラムをインストールし、セットアップを実行します。
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リプレース後のサイトサーバで、サイトサーバのサービス(JP1_ITDM_Remote Site Service)を停止します。
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リプレース後のサイトサーバで、recreatelogdb コマンドを利用して操作ログのインデックス情報を再作成します。
コマンドの引数には「-all」を指定してください。
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リプレース後のサイトサーバで、サイトサーバのサービス(JP1_ITDM_Remote Site Service)を開始します。
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操作画面で、サーバ構成を変更します。
設定画面の[サーバ構成]−[サーバ構成の管理]の[サイトサーバのグループ設定]で、リプレース前のサイトサーバが含まれるサイトサーバグループについて、[編集]ボタンをクリックすると表示される[サイトサーバグループの編集]ダイアログで、リプレース前のサイトサーバを削除しリプレース後のサイトサーバを追加して優先順位を調整します。
- ポイント
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[サイトサーバグループの編集]ダイアログにリプレース後のサイトサーバが表示されない場合は、対象のコンピュータがネットワークに接続されていることを確認した上で、しばらくお待ちください。
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リプレース前のサイトサーバから、サイトサーバプログラムをアンインストールします。
操作ログのデータは削除されないため、操作ログのデータフォルダから手動で削除してください。
サイトサーバのリプレースが完了します。
- 注意事項
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recreatelogdbコマンド完了後、サイトサーバを開始したタイミングで、操作ログのインデックス情報の作成を開始します。インデックス情報の作成中はサイトサーバの負荷が高くなるため、操作ログのデータ量によっては、作成が完了するまでに数日掛かることがあります。また、インデックス情報の作成中に発生した操作ログは、インデックス情報の作成が完了するまで確認できません。これらの事項の影響を考慮してrecreatelogdbコマンドを実行してください。
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