3.5.3 死活監視の検討
JP1/DH - Serverを運用する際,サーバが動作しているかどうかを継続的に調査する死活監視の仕組みの導入を検討してください。死活監視を実施するにあたっては以下の点を考慮してください。
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ネットワークを通じてJP1/DH - Serverの死活監視を行うには,JP1/DH - Serverのログイン画面(https://servername/index.jspx)に対して一定間隔でHTTP GETリクエストを送信し,応答をチェックしてください。連続して応答が無い場合,連続してサーバ・エラー応答(HTTPステータスコード500番台)が発生する場合には運用管理者へ通知を行うことを検討してください。
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JP1/DH - Serverのログイン画面に対してHTTP GETリクエストを送信すると,Webサーバからデータベースへのアクセスが発生します。このため,JP1/DH - Serverのデータベースに障害が発生してサービスダウンしているケースも検出することができます。
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ネットワークを通じた死活監視はJP1/DH - Serverとは別のマシンから,利用者が実際にJP1/DH - Server にアクセスするネットワーク経路を使って実施してください。これにより,JP1/DH - Serverに到達する前のネットワークインフラストラクチャや機器に起因したサービスダウンを監視するようにしてください。