JP1/Script(Windows(R)用)

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8.14.4 Exitスクリプトを終了する

機能
スクリプトの実行を終了します。
形式
Exit ( 〔Code〕 〔, Option〕 )
指定項目
Code
終了コードを数値,または値を格納した変数名で指定します。
この値を省略した場合は,0が仮定されます。
Option
オプションを指定します。
この値には,次の値を指定できます。
意味
Skip Execコマンド,およびNetExecコマンドで呼び出した実行ファイルが終了するのを待たないでスクリプトを終了します。
AbortまたはStop Execコマンド,およびNetExecコマンドで呼び出した実行ファイルをスクリプト終了時にすべて強制終了します。
この値は省略できます。省略した場合,スクリプト終了時にExecコマンド,およびNetExecコマンドで呼び出した実行ファイルがすべて終了するまで待ちます。
説明
スクリプトの実行を終了します。
なお,JP1/Scriptの終了コードについては,「6.1.12 JP1/Scriptの終了コード」を参照してください。
注意
  • CallSptコマンドで呼び出したスクリプト内でExitコマンドを実行した場合は,CallSptコマンドで呼び出したスクリプトの実行を終了して呼び出し元のスクリプトに戻るだけで,呼び出し元のスクリプトの実行は終了しません。
  • Execコマンド,またはNetExecコマンドで呼び出した実行ファイルの終了待ちをしない場合に,ExitコマンドのオプションのSkipが有効になります。CallSptコマンドで呼び出したスクリプトファイルからExecコマンド,またはNetExecコマンドで呼び出した実行ファイルが終了するのを待たないでスクリプトを終了するには,CallSptコマンドを実行するスクリプトファイルのExitコマンドのオプションにSkipを指定してください。Execコマンド,またはNetExecコマンドを実行するスクリプトファイルのExitコマンドのオプションにSkipを指定してもスクリプトは終了しません。具体的には「8.10.5 CallSpt(複数パラメタ指定でSPTファイルを呼び出す)」の例4を参照してください。
MessageBox ( "スクリプトの実行を終了します。" ,OK )
Exit ( 0 )
対象バージョン
JP1/Script 01-00以降