JP1/Script(Windows(R)用)

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8.14.3 Beepスピーカからビープ音を鳴らす

機能
指定された時間,スピーカからビープ音を鳴らします。
形式
Beep ( 〔Frequency〕 〔, Time〕 )
指定項目
Frequency
ビープ音の周波数を数値,または値を格納した変数名で指定します。
周波数はヘルツ単位で指定します。指定できる値の範囲は,37から32767までです。
この値は省略できます。省略した場合,440ヘルツを仮定します。
Time
ビープ音の周期を0からの数値,または値を格納した変数名で指定します。
周期はミリ秒単位で指定します。
この値は省略できます。省略した場合,100ミリ秒を仮定します。
説明
スピーカからビープ音を鳴らします。
注意
  • OS,ハードウェア環境によっては,Beepコマンドを実行してビープ音を鳴らすことができません。また,以下のエラーなどが発生する場合もあります。
    0001:ファンクションが間違っています。
    0002:システムは指定されたファイルを見つけることができません。
    0005:アクセスは拒否されました。ファイルの属性又はセキュリティを見直してください。
    1722:RPC サーバーを利用できません
  • Beepコマンドを使用する場合は,実行環境であらかじめ動作確認をした上で使用してください。ビープ音が鳴らない,またはエラーになる場合は,次に示す方法で対処してください。
    (1) IMEventMessageコマンドを実行して,JP1/IMのイベントコンソールにメッセージを表示する。
    (例)IMEventMessage( "エラーが発生しました", Error )
    (2) サービス空間で実行する場合は,Beepコマンドを実行するスクリプトを作成して,NetExecコマンドのログオン空間指定でBeepコマンドを実行するスクリプトを呼び出してください。ただし,ログオン空間の実行環境でBeep音が鳴ることが前提になります。
Beep ( 300 ,200 )
対象バージョン
JP1/Script 01-00以降