JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option Webシステム呼び出し機能編
標準WSジョブ,およびユーザーWSジョブの実行結果について説明します。
標準WSジョブの実行が完了すると,次の表に示したコードを返します。コード内容に従って対処してください。
| 項番 | 終了コード | コードの意味 | 対処 |
|---|---|---|---|
| 1 | -1 | 次のどちらかの状態であることを意味します。
|
ユーザーの運用に従って,対処してください。 |
| 2 | 0 | 標準WSジョブの実行が正常に終了しました。 | なし。 |
| 3 | 11 | 認証情報設定ファイルの読み込みでエラーが発生しました。 | 認証情報設定ファイルが,標準WSジョブの定義で指定した場所に配置されているか確認してください。 |
| 4 | 12 | 認証情報設定ファイルの内容が不正です。 | 認証情報設定ファイルの内容が正しいか確認してください。 |
| 5 | 13 | 出力パラメーターファイルの書き込みでエラーが発生しました。 | 出力パラメーターファイルに書き込み権限があるか,WSジョブ実行ホストのディスクに空きがあるか確認してください。 |
| 6 | 51 | WSDLファイルの読み込みでエラーが発生しました。 | WSDLファイルが,標準WSジョブの定義で指定した場所に配置されているか確認してください。 |
| 7 | 52 | 入力パラメーターファイルの読み込みでエラーが発生しました。 | 入力パラメーターファイルが,標準WSジョブの定義で指定した場所に配置されているか確認してください。 |
| 8 | 53 | WSDLファイルまたはWSDLデータの形式が不正です。 | 次のことを確認してください。
|
| 9 | 55 | SOAP通信でエラーが発生しました。 |
|
| 10 | 56 | 環境設定ファイルajswscommon.confの内容が不正です。 | 環境設定ファイルajswscommon.confの環境設定パラメーターjaxws_enableの値が「0」になっているか確認してください。 |
| 11 | 182 | コントローラーが開始していないため,標準WSジョブの実行に失敗しました。 | コントローラーが開始していることを確認してください。コントローラーは開始していたが,エラーとなった場合は,次のことを確認してください。
|
| 12 | 183 | 通信エラーによって,標準WSジョブの実行に失敗しました。 | トラブルシュートに必要な資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。トラブルシュートに必要な資料については,「12.3 トラブル発生時に採取が必要な資料と資料の採取方法」を参照してください。 |
| 13 | 213 | 実行中のWSジョブ数が上限に達しているため,標準WSジョブの実行に失敗しました。 | 環境設定ファイルのWSジョブの最大同時実行数を見直してください。 |
| 14 | 215 | ajswskillwspコマンドによってWSコネクターを強制終了しました。 | ユーザーの運用に従って,対処してください。 |
| 15 | 217 | WSコネクターの実行に失敗しました。 | 環境設定ファイル(ajswscommon.conf)のapserver_pathが正しく設定されているか確認してください。 |
| 16 | 221 | ユーザーWSプログラムの実行が始まる前に,JP1/AJS2からユーザーWSジョブが強制終了されました。 | − |
| 17 | その他 | 項番1〜15以外の原因によって標準WSジョブの実行に失敗しました。 | トラブルシュートに必要な資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。トラブルシュートに必要な資料については,「12.3 トラブル発生時に採取が必要な資料と資料の採取方法」を参照してください。 |
(凡例)−:対処はありません。
ユーザーWSジョブの実行が完了すると,次の表に示したコードを返します。コード内容に従って対処してください。
| 項番 | 終了コード | コードの意味 | 対処 |
|---|---|---|---|
| 1 | -1 | 次のどちらかの状態であることを意味します。
|
ユーザーの運用に従って,対処してください。 |
| 2 | 0 | ユーザーWSジョブの実行が正常に終了しました。 | なし。 |
| 3 | 2〜128 | ユーザーWSジョブの実行が終了しました(WSプログラムのajsexecuteメソッドの戻り値)。 | ユーザーの運用に従って,対処してください。 |
| 4 | 182 | コントローラーが開始していないため,ユーザーWSジョブの実行に失敗しました。 | コントローラーが開始していることを確認してください。コントローラーは開始していたが,エラーとなった場合は,次のことを確認してください。
|
| 5 | 183 | 通信エラーによって,ユーザーWSジョブの実行に失敗しました。 | トラブルシュートに必要な資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。トラブルシュートに必要な資料については,「12.3 トラブル発生時に採取が必要な資料と資料の採取方法」を参照してください。 |
| 6 | 212 | ユーザーWSプログラムが正しく配置されていないため,ユーザーWSジョブの実行に失敗しました。 | 次のことを確認してください。
|
| 7 | 213 | 実行中のWSジョブ数が上限に達しているため,ユーザーWSジョブの実行に失敗しました。 | 環境設定ファイルのWSジョブの最大同時実行数を見直してください。 |
| 8 | 214 | ユーザーWSプログラムで例外が発生したため,ユーザーWSジョブが異常終了しました。 | 稼働ログおよびユーザーWSプログラムのエラー情報から原因を調査し,対処してください。 |
| 9 | 215 | ajswskillwspコマンドによってWSプログラムを強制終了しました。 | ユーザーの運用に従って,対処してください。 |
| 10 | 216 | ユーザーWSプログラムから不正な戻り値が返却されました。 | ユーザーWSプログラムの実装を確認してください。 |
| 11 | 217 | ユーザーWSプログラムの初期化に失敗しました。 | CLASSPATH環境変数に,ユーザーWSプログラムで使用しているjarファイルパスが設定されているか,ユーザーWSプログラムがjarファイル形式かどうか確認してください。 |
| 12 | 221 | ユーザーWSプログラムの実行が始まる前に,JP1/AJSからユーザーWSジョブが強制終了されました。 | − |
| 13 | その他 | 項番1〜12以外の原因によってユーザーWSジョブの実行に失敗しました。 | トラブルシュートに必要な資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。トラブルシュートに必要な資料については,「12.3 トラブル発生時に採取が必要な資料と資料の採取方法」を参照してください。 |
(凡例)−:対処はありません。
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