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JP1 Version 10 JP1/Automatic Job Management System 3 - Software Development Kit 設計・構築ガイド


7.4.3 資料採取ツールの実行手順

資料採取ツールの実行手順を次に示します。

  1. 資料採取ツールを実行する。

    資料採取ツールの実行例を次に示します。

    c:\>c:\usertools\_04.bat

    実行結果が出力されます。

    実行結果の出力先フォルダを次に示します。

    • %TEMP%\jp1ajs2\backlog\JP1_DEFAULT\JP1_DEFAULT_1st

      第一報用資料が出力されます。

    • %TEMP%\jp1ajs2\backlog\JP1_DEFAULT\JP1_DEFAULT_2nd

      第二報用資料が出力されます。

    • %TEMP%\jp1ajs2\backlog\JP1_DEFAULT\JP1_DEFAULT_3rd

      第三報用資料が出力されます。

  2. 実行結果の出力先フォルダをバックアップする。

注意事項
  • 採取した資料は,このツールでは圧縮しません。別途,圧縮ツールなどで圧縮してください。

  • バッチファイルの実行結果を出力したファイルが作成済みの場合,情報の上書きを確認するメッセージが出力されるので,上書きするときは「y」を,中止するときは「n」を入力して応答してください。

  • 資料採取ツールの実行時に,「プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です。」のメッセージが出力された場合,しばらく待ってから再度資料採取ツールを実行してください。

  • Windows 8,Windows Server 2012,Windows 7,およびWindows Server 2008の場合,資料採取ツールの実行には管理者権限が必要であるため,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要があります。コマンドプロンプトを起動する際は,Windowsの[スタート]メニューの[コマンドプロンプト]を右クリックし,ショートカットメニューから[管理者として実行]を選択してください。なお,Windows 8,Windows Server 2012,Windows 7,およびWindows Server 2008のUAC機能が無効の場合は,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要はありません。

関連項目