5.2.4 サマリー画面
監視対象ユニットの監視対象日の進捗状況を監視する画面例について,次に説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 画面例
- 監視対象一覧
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監視対象ユニットの進捗状況を表示します。監視対象日に複数回実行されるユニットは,複数世代の監視結果を合計して表示します。
- ユニット詳細情報一覧
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監視対象一覧で選択した監視対象ユニット,および配下のユニットの基本情報を一覧表示します。なお,監視対象一覧で選択したユニットがルートリモートジョブネットの場合,配下のユニットの情報は表示しません。また,監視対象一覧で選択したユニットがプランニンググループの場合,配下のユニットの情報だけを表示します。
- 注意事項
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次の場合は,各世代でユニット情報の数が異なることがあります。
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取得対象外となるユニットの状態が存在する場合
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ジョブネットリリース機能を使用して,ある日時から定義が切り替わった場合
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(2) データ取得の流れ
データを取得する処理の流れを次に示します。
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監視対象ユニットの進捗状況を取得します。複数のユニットの進捗状況を監視する場合は,下記の処理を繰り返し実行します。
初期表示や最新情報への更新などのタイミングで,監視対象ユニットの進捗状況を取得し,監視対象一覧に表示します。
項番
使用するAPI
説明
API①
getJobnetSummary
監視対象ユニットの進捗状況を取得します。
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監視対象一覧でユニットを選択したときには,上記1.で取得した情報を取り出し,詳細情報を表示します。
監視対象一覧でユニットを選択したタイミングで,ユニット詳細情報一覧に詳細情報を表示します。
(3) 画面作成のポイント
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詳細情報を表示したい場合は,getJobnetSummaryメソッドの「取得対象とする情報の種類」の指定を省略するか,取得できる指定を行ってください。
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進捗度,実績,および残りの件数は,実績として扱うユニットによって異なるため,getJobnetSummaryメソッドでは返却しません。getJobnetSummaryメソッドで返却する情報を元に計算する必要があります。