Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド


5.3.5 デバッグを開始するときの設定項目について

[デバッグ実行]ダイアログボックスでは,中断設定,サービス名,カテゴリ,タスク名,タスクの説明,リソースグループ,タスクログのログ出力レベル,およびプロパティ値を設定できます。

表5‒2 [デバッグ実行]ダイアログボックスで設定する項目

項目

説明

中断設定

デバッグタスクの中断設定について,次のどちらかを選択します。

  • 中断しない

    デバッグタスク実行の過程でステップを中断しません。

  • 1ステップずつ中断する

    デバッグタスクを,1ステップずつ中断します。

サービス名

デバッグサービス名を設定します。デフォルトでは「[DEBUG]実行対象のサービステンプレート名」が設定されます。

カテゴリ

デバッグサービスのカテゴリを設定します。デフォルトでは「実行対象のサービステンプレートのカテゴリ」が設定されます。

タスク名

デバッグタスクのタスク名を設定します。デフォルトでは「[DEBUG]実行対象のサービステンプレート名_現在時刻(YYYYMMDDhhmmss)」が設定されます。

タスクの説明

デバッグタスクの説明を設定します。デフォルトは空白です。

リソースグループ

デバッグサービスを登録するリソースグループを選択します。デフォルトでは「All Resources」が設定されます。

タスクログのログ出力レベル

タスクログのログ出力レベルを選択します。デフォルトでは40が設定されます。

ここで設定したログ出力レベルは,デバッグタスクだけに適用されます。既存のビルトインサービス共有プロパティ「com.hitachi.software.dna.sys.task.log.level」には影響しません。

プロパティ値

サービスの入力プロパティの値を設定します。デフォルトでは,サービステンプレートの作成時に設定されたサービスプロパティの定義に従って設定されます。

ここで設定したプロパティの値は,デバッグタスク固有の値として使用され,システムのサービス共有プロパティには反映されません。そのため,サービス共有プロパティを参照しているほかのサービスには影響しません。